
「The Sandboxってどんなゲームなの?」
「The Sandboxの始め方や遊び方、稼ぎ方もあわせて教えて欲しい」
「The Sandboxに将来性はある?」
「初期費用はかかるの?」
このような疑問を解決します。
・The Sandboxとは?
・The Sandboxの始め方や遊び方、稼ぎ方
・The Sandboxに関するよくある質問
多くあるメタバースの中でもトップクラスの人気を誇るThe Sandbox。
この記事は、「The Sandboxを始めてみたいけど、今からでは遅いんじゃないかと躊躇している」という方に向けて書きました。
この記事を読めば、The Sandboxで遊びながら収益化していく方法が理解できるので、ぜひ参考にしてみてください。
The Sandboxとは?

ゲーム名 | The Sandbox |
ゲーム形態 | メタバース/Play-to-Earn |
サービス開始 | 2021年3月 |
時価総額 | 1,760,126,019ドル |
仮想通貨 | SAND |
ブロックチェーン | イーサリアムブロックチェーン |
詳細 | The Sandbox公式サイト |
The Sandboxとは、「Land」と呼ばれる土地の上で自作のゲームやアートなどを共有できるメタバースプラットフォームです。
「Vox Edit」や「Game Maker」という専用ソフトを使用すれば、誰でも簡単に自分のゲームやアバターを作成でき収益化につなげることができます。
The Sandboxは元々ブロックチェーンを使わないゲームでしたが、2021年の3月にはブロックチェーンを使ったベータ版が開始され、世界的に大きな話題を呼びました。
日本でも参加企業が日々増えています。
2023年2月16日には東映アニメーションがThe Sandboxとの連携を発表し、東映アニメーションの作品やキャラクターの世界観をメタバース上で表現するとして話題を呼びました。
The Sandboxで使われる仮想通貨

The Sandboxで使われる仮想通貨は、基本的にSANDのみです。SANDの特徴をまとめたので見てみましょう。
SAND
・The Sandboxのガバナンストークン(運営に関する投票に参加できる)
・Landやアバターなどの取引、一部ゲームへの参加に使われる
・ステーキングが可能
つまり、SANDは収益化やゲーム内アイテムの取引などに使われる通貨であるということですね。
The Sandbox上の土地「Land」

「Land」は、The Sandbox上の土地でありゲームや建築物を作っていく基盤を表します。
1LANDは面積が96m×96mで、高さが128m、発行上限は166,464個と決められています。
Districtの所有者は、区画内のルールや運営を全て決定できる権利が与えられます。完全に独立した国を作れるイメージです。
LandはThe Sandbox公式のマーケットやOpenSeaで入手できますが、最低でも40万円ほどかかってしまいます。
そのため、初心者の人は他のLandに参加するまたは他のユーザーからLandをレンタルするのが基本ですよ。
The Sandboxの始め方

先ほどは、The Sandboxの概要をお話ししました。
ここでは、The Sandboxの始め方を紹介していきますね。簡単な手順で始められるので、一緒にやってみましょう。
①国内取引所の口座を開設する
②MetaMaskのアカウントを作成する
③The Sandboxでアカウントを作成する
①国内取引所の口座を開設する
まずはSANDを入手するために、国内取引所に口座を開設しましょう。
The Sandboxは、無料でも始められますが収益化を考えているなら国内取引所の開設は必須ですよ。
国内取引所を開設するならコインチェックがおすすめです。

コインチェック(Coincheck)は2014年8月に運営を開始したスマホアプリが非常に使いやすくて人気な取引所です。
- 親会社が東証プライム上場企業マネックスグループで信頼できる
- 国内トップクラスの取り扱い通貨数で、投資の幅が広い
- 操作性・視認性に優れており、初心者でも簡単に取引可能
- 取引手数料が無料
- 独自のセキュリティ対策を行い、ユーザーからの信頼度が高い
②MetaMaskのアカウントを作成する
次に、仮想通貨専用のウォレット、MetaMaskのアカウントを作成しましょう。
MetaMaskは仮想通貨の取引所で入手した通貨を保管、送金できる財布のようなものです。
次の手順のTheSandboxのアカウント作成で、MetaMaskのアカウントが必須になるので必ず登録しましょう。

MetaMaskは無料でアカウント作成できますよ!
③The Sandboxでアカウントを作成する
最後に、The Sandboxでアカウントを作成していきましょう。
The Sandbox公式サイトの右上にある「サインイン」から、MetaMaskに接続してアカウント作成をしていきます。
アカウント作成が完了すれば、ゲームで遊ぶ準備は完了です。
The Sandboxの遊び方
The Sandboxを始める準備が出来たら、実際に遊んでみましょう。
ここでは、The Sandboxの遊び方を紹介していきます。
遊び方は以下の通り。
・メタバースで遊ぶ
・VoxEditでボクセルアートを作る
・GameMakerでゲームを作る
・アバターをカスタマイズする
メタバースで遊ぶ
まず最初の遊び方は、The Sandboxのメタバース空間で遊ぶ方法です。
The Sandboxはオープンワールドになっており、他の人のランドを探索したりオリジナルのゲームで遊んだりできます。
具体的には以下のような遊び方ができますよ。
・他の人が作った建築物を見に行く
・展示されているアートを観賞する
・オリジナルのゲームで遊ぶ
ランドによっては入場料を取られるところもありますが、無料開放されているランドもあります。
そのため、まずは無料のランドに行ってみましょう。
The Sandboxが初めての人は、ただメタバース上を見てみるだけで楽しいのでぜひ一度プレイしてみてくださいね。
VoxEditでボクセルアートを作る

次に、VoxEditでボクセルアートを作って遊ぶ方法があります。
VoxEdit…ブロック状のアートを自由自在に作れるThe Sandbox公式の無料ツール。
ボクセルアート…VoxEditで作ったブロック状のアートを示す。
作れる物の例としては、アバターのスキンや装備、建造物やゲーム内のNPCまで、基本的になんでも作れます。
Non Player Characterの略称であり、ゲーム上でプレイヤーが操作しないキャラクターのことを指す。
作ったボクセルアートはスケルトンシステムという技術で、上記動画のように自在に動かすことができますよ。
また、VoxEditで作ったボクセルアートはNFT化され、マーケットプレイスで売り出したり自分のランドで使えたりします。
「操作が難しいんじゃないの?」と思われる人がいるかと思います。
ですが、VoxEditは誰でも感覚的に操作出来るように設計されているので、興味のある人は一度触ってみてください。
GameMakerでゲームを作る

遊び方の3つ目は、GameMakerで自作のゲームを作る方法です。
GameMaker…自分だけの3Dゲームを作れるThe Sandbox公式の無料ツール。
GameMakerでは、RPGやアドベンチャーゲームなど様々なジャンルのゲームを作れます。
また、VoxEditで作ったボクセルアートを組み合わせてステージを作ったり、NPCや敵キャラクターを登場させたりするのも可能です。
作ったゲームはボクセルアートと同じくNFT化され、マーケットプレイスで売り出したり自分のランドに展開したりできますよ。
しかも、通常ゲームを作るにはプログラミングスキルが必要ですが、GameMakerでは必要ないので、誰でもオリジナルのゲームを作れるのが面白い点です。
アバターをカスタマイズする
遊び方の最後は、アバターをカスタマイズして遊ぶ方法です。
The Sandboxは、アバターを自分の好きな姿にカスタマイズできたり、スキンや装備を付けられたりしますよ。
装備はVoxEditで自作するか、マーケットプレイスで購入するかでゲットできます。
また入手したNFTは、GEMとCATALYSTという2つのゲーム内トークンで強化できます。
GEM
・取引不可のゲーム内トークン
・属性と呼ばれるポイントを付与して強化できる
・属性には、力・防御・速度・魔法・運の5つがある
CATLYST
・取引不可のゲーム内トークン
・NFTにソケットと呼ばれる強化枠を作ることができる
・1つのソケットには、GEMを使って25ポイントまで属性を付与できる
・レアリティはコモン・レア・エピック・レジェンダリーがあり、最大4つのソケットを付与できる
・つまり、25×4で最大100ポイントまでNFTに属性を付与できるようになる
つまり、CATALYSTでNFTに属性を付与できる枠を作り、GEMでポイントを付与して強化していくイメージですね。
GEMやCATALYSTはゲーム内マーケットプレイスで購入できます。
The Sandboxの稼ぎ方

ここからは、The Sandboxの稼ぎ方について詳しく説明していきます。
・他のユーザーが作ったゲームで遊ぶ
・自分で作ったゲームやアバターを販売する
・Landで自分のゲームやイベントを開く
・Landを運用する
・仮想通貨SANDを取引する
・仮想通貨SANDをステーキングする
他のユーザーが作ったゲームで遊ぶ
1つ目は、他のユーザーが作ったゲームで遊んで報酬を得る方法です。
具体的には自分のアバターでゲームに参加し、RPGやアドベンチャーゲームで賞金としてSANDが与えられるシステムになっています。
入場にSANDが必要なゲームもあれば、無料で参加できるゲームもあるので一度参加してみてくださいね。
自分で作ったゲームやアバターを販売する
2つ目は、自分で作ったゲームやアバターを販売する方法です。
「Vox Edit」や「Game Maker」というソフトを使って作品を作り、The Sandbox公式のマーケットプレイスで販売をして収益を得ていきます。
「アバターとかゲームを作るのは難しいんじゃないの?」と思う方もいると思います。
ですが、プログラミングスキルが必要ないため、誰でもゲームやボクセルアートを作って収益ができるのがThe Sandboxの魅力ですよ。
Landで自分のゲームやイベントを開催
3つ目は、Land上に自分のゲームやイベントを開催する方法です。
主には入場料を取って収益化しますが、企業が広告としてイベントやゲームを開催することもありますよ。
また、Landは自分で保有しているものはもちろん、他のユーザーからのレンタルでも開催できます。
Landを運用する
次に、The Sandbox上の上の土地であるLandを運用する方法です。
①Landで自分のゲームやイベントを開催する
②Landを取引する
③Landをレンタルして不動産所得を得る
①は先ほど説明したように、自分のゲームやイベントで収益化していく方法です。
②のLandの取引は、マーケットプレイスでLandを安く購入し高く売る、いわゆる投資をしていく方法になります。
③のレンタルは、他のユーザーに一定期間でLandを貸し出し、不動産所得を得ることができますよ。
仮想通貨SANDを取引する
稼ぎ方の5つ目は、The Sandboxの仮想通貨SANDを取引して利益を出す方法です。
以下の画像は、2020年9月から2022年9月現在までのSANDの価格チャートです。

チャートを見てみると、2020年9月の5.4円から始まり、2021年10月から11月にかけて969円まで急騰し、2022年9月現在は100円~130円帯を推移していることがわかります。
2021年10月から11月にかけてSANDの価格が高騰したのは、2021年10月に旧Facebook社が社名を「Meta」に変更してメタバース全体の注目度が上がったことや、The Sandbox初のアルファ版が11月にリリースされたことが関係していると考えられます。
そのため、メタバースの人気が高まる動向やThe Sandboxのリリースなどに注目しておくと、SANDの価格をある程度予想することができる可能性もありますよ。
しかし投資に絶対はなく、仮想通貨投資はハイリスクハイリターンであるため、自己責任かつ余剰資金で投資は行うようにしましょう。
仮想通貨SANDをステーキングする
最後に、The Sandboxの仮想通貨SANDをステーキングして稼ぐ方法です。
ステーキングは、一次的にThe SandboxにSANDを預けることで見返りとして報酬をゲットできる仕組みを指します。
2022年9月現在は年利約19%と、高い利率でSANDを運用できますよ。
例えば、100SANDをステーキングすれば119SANDになり、19SANDの利益を得られる計算になります。
しかし、年利は推定であるため確実に利益が出るとは限りません。
そのためステーキングをする際は、損をしてしまうリスクを理解した上で行うようにしましょう。
The Sandboxに関するよくある質問

先ほどは、The Sandboxの始め方や遊び方、稼ぎ方を説明しました。
最後に、The Sandboxに関するよくある質問に回答していきます。
初期費用はかかる?
The Sandboxは基本的に初期費用はかかりませんが、収益化を目指すならSANDが必須になってきます。
というのも、報酬の出るゲームへの参加や作ったゲームやアセットの販売にはSANDが必要になるからです。
また、2022年8月現在Landは最低価格約36万円という高値を付けています。(OpenSeaより)
ですが、ゲームへの参加やLandのレンタル、アセットの販売などは比較的少額で行えますよ。
将来性はある?
The Sandboxの将来性は十分にあると言えます。理由は、以下の3つです。
・NFTゲームの時価総額ランキングが3位である
・大手企業が続々と進出している
・自由度が高く収益化のバリエーションが多い
NFTゲームの時価総額ランキングが3位である
The Sandboxは、NFTゲームの中でApeCoinとDecentralandに続いて3位の時価総額を誇っています。(CoinMarketCapより)
また、Global Play to Earn NFT Games Market Report 2022によると、NFT市場2028年には29億ドルへ成長する発表されています。
大きな成長市場であるNFTゲームで時価総額ランキング3位のThe Sandboxは、大きな将来性を持っていると言えますね。
大手企業が続々と参入している
The Sandboxに、大手の有名企業も続々と進出している点も魅力的です。
The Sandbox国内参入企業
・スクエアエニックス
・エイベックス
・SHIBUYA109
また、海外企業では仮想通貨取引所の「BINANCE」やアメリカの大手ビデオメーカーの「Atari」などの企業がパートナーシップ契約を締結しています。
大手企業が続々と進出することは、大きな将来性を持つと言える一つの指標になりますね。
自由度が高く収益化のバリエーションが多い
The Sandboxの大きな特徴として、自由度が高く収益化できるバリエーションが多い点が挙げられます。
ゲームを遊ぶはもちろん、クリエイターとして稼いだりLandの不動産投資をしたりと多岐にわたります。
他のNFTゲームと比べても自由度は高く差別化を図れている点も、将来性があると言える要因になりますね。
今後の動向は?
The Sandboxの今後の動向は、公式サイトのロードマップより確認できます。2021年からの流れを含め、簡単に表にまとめたので見てみましょう。
2021年Q1&Q2 | ・パートナーシップ連携 ・SANDのローンチ ・LANDの公開販売 |
2021年Q3 | ・アルファ版のリリース |
2021年Q4 | ・NFTアバターコレクションの開始 ・ステーキングの開始 ・新シーズンの開始 |
2022年Q2 | ・DAOの立ち上げ |
2022年Q3 | ・バーチャルコンサート開催 |
2022年Q4 | ・モバイル版リリース |
2022年内(未定) | ・パートナーシップ連携 ・「GameMaker」と「Voxedit」の大幅アップデート ・1000以上のゲームが利用可能に ・新シーズンの開始 |
2023年 | ・パートナーシップ連携 ・5000以上のゲームが利用可能に |
ロードマップを見てみると、The Sandboxは大きな盛り上がりを見せているもののまだ発展途上であることがわかります。
今以上に人気が高まっていくことも十分に考えられるので、今からThe Sandboxを始めても遅くないと言えますね。
まとめ|まずは少額から始めてみよう

いかがだったでしょうか?今回の記事の内容を簡単にまとめます。
・The Sandboxとは、オリジナルの世界を創造できるメタバースプラットフォームである
・The Sandboxの遊び方・稼ぎ方のバリエーションは様々
・The Sandboxは将来性があり、今から始めても遅くない
The Sandboxは、今後もっと注目され発展していく可能性のあるメタバースです。
「The Sandboxを始めるかどうか迷っている」という方は、一度少額からゲームに参加してみるのがおすすめですよ。
人気が完全に絶頂になってしまう前に、ぜひThe Sandboxをプレイしてみてくださいね。
仮想通貨の取引所のアカウントをまだ作っていない人はまずはアカウントを作りましょう。
国内取引所を開設するならコインチェックがおすすめです。

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