ACミランは、esportsフランチャイズとの新たなパートナーシップにより、Web3の世界へより深い、新たな一歩を踏み出しました。
イタリアのサッカークラブACミランは、暗号資産ソラナに拠点を置くesportsフランチャイズ、MonkeyLeagueとパートナーシップを提携したことを発表しました。
MonkeyLeagueは今話題のPlay-to-Earnゲームの1つで、サッカーをベースにしたゲームを遊びながら、NFT等を獲得する事ができるゲームになっています。
この新しいNFTのパートナーシップによって、ファンはACミランのブランドのユニフォームをNFTとして製造できるようになり、更にそのようなNFTを活用したゲームの大会に出場できるようにもなる予定です。
ACミランがNFTを発行するのはこれが初めてではありません。
2021年1月にイタリアのサッカーチャンピオンであるACミランは、ファンと交流し、熱心なファンに特典をプレゼントする為のアプリのSocios.comで、ACミランのNFTであるAC Milan Fan Token(ACM)と、それを活用したキャンペーンを開始しました。
その1カ月後、暗号通貨取引プラットフォームBinanceでもそのファン・トークンを上場しています。
今年初めには、NFTの公式ビデオハイライトを発行する新たなパートナーシップを開始し、更にNFTベースのファンタジーサッカーゲームにも参入し、ユーザーがACミランのデジタルカードを収集、トレード、プレイできるようにしました。

このようなACミランの積極的な進出に後押しされる形で、FCミランとレアル・マドリードも2022年の8月にメタバースへの進出を本格化させています。
ACミランはサッカー業界全体の中で、仮想の世界への進出を牽引するパイオニア的存在だと言えるでしょう。
そんなACミランは、MonkeyLeagueと提携する最初のサッカークラブです。
またしても、サッカー業界で初めて本格的なPlay-to-Earnサッカーゲームと提携したチームになります。
ACミランの最高収益責任者であるCasper Stylsvig氏は、プレスリリースで、
「デジタルイノベーションの分野で、我々のポジショニングを更に強化できるようなMonkeyLeagueとのパートナーシップを、ここでキックオフできることに興奮している。」と述べています。
このACミランの行動によって、他のチームも追随してPlay-to-Earnゲームに参入していくのでしょうか。

スポーツとメタバース、Web3、NFTの親和性の高さは本サイトでも度々言及していますが、スポーツを題材にしたゲームも数多く存在しているので、Play-to-Earnゲームとの相性も非常に良いです。(世界初のゲームはテニスゲームだったと言われています。)
サッカーに限らず、様々なスポーツがPlay-to-Earnゲームにも参入し、スポーツゲームで遊びながらお金を稼ぐことができるようになるかもしれません。