日本人起業家によるメタバースのスタートアップ企業「Anifie, Inc.」は、日本国内のフォント市場のトップシェアを誇る株式会社モリサワの米国法人「Morisawa USA」と、Bored Apes Yacht Club(以下、BAYC)向けのNFTフォントの生成について協業しました。

Bored Apes Yacht Club(BAYC)とは
2021年8月に創業されたYuga Labsが発行する猿をモチーフにしたNFTコレクションです。
プログラムによって自動生成されるジェネラティブアートのNFTで、イーサリアム上で2021年4月に10,000点限定で発行されました。
大手ブランドや海外セレブの参入が増え続けるNFT市場でBAYCの存在は非常に大きく、「ジャスティン・ビーバー」「エミネム」「ネイマール」などの海外のスーパースターが購入したことで話題となっています。
BAYCNFTの業界において、世界最古のNFTアート「CryptoPunks」に次いで業界トップクラスの取引量です。数あるNFTの中で最も成功したNFTの1つと言えるでしょう。
新しいNFTコンテンツ
AnifieとMorisawa USAの協業の結果、Bored Apes Yacht ClubのApe #3267が起用されたNFTフォントが、Anifieのマーケットプレイス上で展示されています。

現在Anifieが特許を出願中の技術を利用すれば、2つ以上のNFTを組み合わせることで新しいNFTを生成することができます。
NFTは購入したユーザーに2次コンテンツを作成する権利を与えるものもあります。
Anifieの技術を利用すれば、Morisawa USAのNFTフォントをNFTに追加し、オリジナルのコンテンツを作成することも可能です。
また、自分で作成したNFTアートにメッセージを付けてプレゼントするだけでなく、メタバース上で表示したり、取引も可能になっています。
NFTコンテンツは、一般的に活用されることは少ないですが、この技術が浸透すれば、NFTコンテンツをさまざまな市場に展開できるようになり、我々にとってNFTアートが身近な存在になるかもしれません。
Anifie, Inc.について
米国発の日本人起業家によるメタバースのスタートアップ企業です。NFTやメタバース技術を利用したデジタルコンテンツをマネタイズできるようにする取り組みをしています。