モデルのベラ・ハディッド、NFTコレクションとしてメタバースに参入

  • URLをコピーしました!
出典: REUTERS

出典: ロイター

米国でスーパーモデルとして活躍するベラ・ハディッドが、NFTコレクション「CY-B3LLA」の発表に伴い、モデルの主戦場であるファッションショーのステージから、メタバースの世界へと足を踏み入れることになりました。

「CY-B3LLA」では3Dスキャンによって彼女の顔と体を正確に再現しています。

25歳のハディッドは、ロイター通信によってニューヨークで行われたインタビューでこう語りました。

「世界中で共有された環境である仮想世界に興味をそそられたことと、COVID-19でのロックダウン中にゲームに夢中になったことで、自分自身の“イケてるバージョン”を作りたいと思ったんです。」

彼女は以前に自身のインスタグラムの投稿で、「旅行やコミュニティ、成長、ファンタジー、そして人間関係を活発にするためにNFTを作成した」とも話しています。

NFTはブロックチェーン上に存在するデジタル資産です。

ブロックチェーンとは

相互に絶えず通信を行う、コンピュータ同士のネットワーク間で保存される通信などのやり取りの記録のことです。ブロックチェーン上に存在するというNFTのその性質から、画像、動画、音楽、テキストなど、あらゆるデジタルオブジェクトをNFTとして売買することが可能です。

「すごく楽しかった!」とハディッドはその経験を振り返り、最終的には自分の “本当に正確な表情 “が表現されていると語りました。

彼女のコレクションは11,111個のNFTから成り、NFTのミントプラットフォームであるreBASEとのコラボレーションで作られました。

ミントとは、直訳すると「鋳造」のことで、NFTを作成する方法のことです。仮想通貨で言うところのマイニング作業に該当します。

「CY-B3LLA」で作成されたハディッドのNFTは10カ国からアイデアが集められ、現地のアーティストの意見も取り入れました。

「彼らの脳が作り出した様々な自分を見ることは、本当に興味深い体験でした。そこには誰かが作ることのできる、そして私が夢見ることのできない、実に多くの異なるスタイルの私があるのです」と彼女は話しました。

撮影場所とそれに付随するNFTは、これから9月にかけて順次公開される予定です。第一弾として、日本をイメージしたロボット型のハディッドの画像が公開されました。

各NFTは、グローバル・コミュニティへのパスポートとして機能し、特典を受け取ったり、ハディッドが参加する実際のイベントに参加したりすることができます。

このNFTを購入することができる正確な日付はまだ発表されていませんが、購入希望者はオンラインで登録し予約することが可能です。

ハディッドは、「みんなが実際に参加したいと思ってくれている様子を見るのは、本当にわくわくすることです。私が何かを発表するたびに、まるで誕生日パーティーのように、誰も来てくれないような気がしていたんです。

だから、みんながこのように実際に注目してくれて、理解してくれているのを見るのは本当に嬉しいことです。」と語っています。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次