海外取引所の利用はBinanceとBybit、どっちを選ぶべき?
それぞれを比較しながら、自分に合う取引所で取引を進めたい…
今回はこのような疑問を解決します!
- BinanceとBybitのそれぞれの特徴や違い
- Binanceは現在日本人の新規登録を受け付けていない
- これから海外取引所を利用するならBybitがおすすめ
海外取引所として、日本人ユーザーからの人気が高いBinance(バイナンス)とBybit(バイビット)。
「これからどっちの取引所を利用するか悩んでいる…」という初心者の方も少なくないでしょう。
そこでこの記事では、BinanceとBybitを徹底比較していきながら、どちらの取引所を選ぶべきかを解説します。
実際の口座開設の進め方も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
2022年12月現在、Binanceは日本人の新規登録を停止中です。
上記の点を理解したうえで、記事を読み進めてください。
【初心者必見】Binance・Bybitを7項目から徹底比較!
「そもそもBinance・Bybitの違いがわからない!」という初心者の方も多いでしょう。
まずは以下の一覧表からいくつかをピックアップし、Binance・Bybitの違いを徹底比較していきます。
項目(執筆時点) | Binance | Bybit |
---|---|---|
所在国 | 香港 | シンガポール |
設立年月 | 2017年7月 | 2018年3月 |
1日の取引量 | 約1.2兆円 | 約470億円 |
取り扱い通貨数 | 350種類以上 | 130種類以上 |
入金手数料 | 無料 | 無料 |
出金手数料 | 通貨ごとに異なる | 通貨ごとに異なる |
取引手数料 | 〜0.1% | 〜0.1% |
最大レバレッジ | 125倍 | 100倍 |
取引の進めやすさ | ◎ | ○ |
資産運用サービス | セービング ステーキング ファーミング デュアル資産投資 | Bybitステーキング 流動性マイニング デュアル資産投資 ローンチプール |
セキュリティ | ◎ | ○ |
日本語対応 | × | ○ |
スマホアプリの配信 | ○ | ○ |
公式サイト | Binance公式サイト | Bybit公式サイト |
取り扱い通貨数
Binance | Bybit | |
---|---|---|
取り扱い通貨数 | 350種類以上 | 130種類以上 |
通貨ペア | 1400種類以上 | 300種類以上 |
Binanceの取り扱い通貨数は、350種類とBybitの倍以上。
比較的新しい通貨も数多く上場していることからも、取り扱い通貨数はBinanceに分がありますね。
また、Binanceの通貨ペア数も1400種類以上と、換金対応の幅が広いのもポイントです。
仮想通貨取引を進める際の、2種類の通貨の組み合わせのこと。
海外取引所では日本円での取引ができないため、全ての通貨は別の通貨との換金が必要です。
しかし、通貨ペア数が豊富であれば、換金にかかる手間やコストを減らせます。
今後に期待できる、新たな通貨取引を進めたい場合は、Binanceの利用がおすすめでしょう。
各種手数料
Binance | Bybit | |
---|---|---|
入金手数料 | 無料 | 無料 |
出金(送金)手数料 | BTC:0.001BTC ETH:0.01ETH XRP:0.25XRP | BTC:0.0005BTC ETH:0.01ETH XRP:0.25XRP |
取引手数料 | 〜0.1% | 〜0.1% |
それぞれの手数料について、以下で詳しく解説しますね。
入金手数料
入金手数料はBinance・Bybitともに無料です。
しかし、入金元となる取引所では、出金(送金)手数料がかかるケースがあります。
コストを抑えるためにも、利用する入金元の取引所や出金する通貨選びが重要です!
出金(送金)手数料
出金(送金)手数料は、両取引所とも通貨によって異なります。
上記では一例として、認知度や需要の高い仮想通貨の出金手数料を記しました。
イーサリアムやリップルは同じ手数料ですが、ビットコインはBybitの方が割安で出金できます。
しかし、それでも1回の出金に約1,000円かかるため、手数料の負担は小さくありません。
どちらの取引所でも、出金を進める際は各通貨の手数料形態を把握しておくのがおすすめです。
取引手数料
取引手数料はBinance、Bybit共に最大0.1%となっており、低コストでの取引を実現しています。
また、両取引所ではユーザーの取引量によって、取引手数料が割引かれるのも特徴です。
例えばBinanceでは、過去30日間の取引量によって最小0.02〜0.04%で取引を進められます。
Bybitでは独自トークンが存在しませんが、最小0〜0.02%とBinanceよりも安価な手数料が魅力でしょう。
最大レバレッジ
Binance | Bybit | |
---|---|---|
最大レバレッジ | 125倍 | 100倍 |
最大レバレッジはBinanceが125倍と、Bybitを上回る倍率になっています。
少ない資金から、より大きな資金を運用する投資方法。
現物取引と比べて効率良く資産形成できるが、その分損失のリスクも高まる。
Binanceの最大レバレッジは、将来の価格を予想して取引を行う「先物取引」のBTC/USDTペアのみに対応。
イーサリアムやリップルといったその他の通貨ペアは、75〜100倍と倍率が少し低下します。
一方、Bybitではビットコイン・イーサリアムが100倍に対応。
その他の通貨に関しては25〜50倍と、Binanceよりも劣る倍率設定となっています。
取引の進めやすさ
初心者が仮想通貨取引を進める際は、Binanceの方に分があります。
Binanceでは、簡単に取引を進められる「コンバート機能」を搭載しています。
チャートや板情報が表示されないので、初心者でも気軽に取引を進められるのが魅力です。
一方、Bybitにはコンバート機能の搭載はありませんが、Binanceよりもスッキリとした現物取引画面が特徴。
現物取引・デリバティブ取引など、各種取引方法によって画面が分かれたシンプルな作りとなっています。
手軽な取引ならBinance、チャート分析を活用した取引ならBybitがおすすめです!
資産運用サービスの提供
Binance | Bybit | |
---|---|---|
資産運用サービス | セービング ステーキング ファーミング デュアル資産投資 ローンチプール BNBボールト | Bybitステーキング 流動性マイニング デュアル資産投資 ローンチプール DeFiマイニング Shark fin |
どちらの取引所もステーキングやファーミングなど、基本的なDeFi機能を備えています。
分散型金融を意味しており、いわば管理者のいない金融サービス。
特定の仮想通貨を保有したり、預けたりすることで報酬を得られる。
資産運用サービスを活用すれば、仮想通貨を売却せずに利益を得られます。
仮想通貨取引と並行して上記サービスを利用し、ぜひ収益化を目指してみてください。
セキュリティ
Binance | Bybit | |
---|---|---|
Eメール認証 | ○ | ○ |
SMS認証 | ○ | ○ |
2段階認証 | ○ | ○ |
フィッシング詐欺対策 | ○ | × |
出金時のセキュリティ | ○ | ○ |
顧客の資産を扱うため、Binance・Bybit共にセキュリティ対策は万全です。
Eメールや2段階認証などの活用により、ユーザー自身の手で口座のセキュリティを高められます。
また、Binanceではセキュリティ認証に加えて、フィッシング詐欺対策ができるのがポイントです。
公式アプリの使いやすさ
Binance・Bybit共に公式アプリを配信しており、どちらも使い勝手は申し分ありません。
公式アプリでもDeFiサービスや入出金など、基本的な機能を利用できます。
どちらの公式アプリもシンプルな画面であるため、初心者でもスムーズな取引が可能です!
Binanceが日本人ユーザーの新規登録を停止
Binanceの使い勝手の良さがわかり、「今後Binanceを利用したい!」と考える方も多いでしょう。
しかし、Binanceは2022年11月30日より、日本人ユーザーの新規口座開設を停止しています。
アカウントを持っていない初心者の方は、Binanceから仮想通貨を始められません!
日本人へのサービス停止した理由には、Binanceによる国内参入の本格化が絡んでいると考えられます。
金融庁から2回もお叱りを受けて日本撤退した仮想通貨のバイナンス
— 夜泣きジジイ(旧姓スリムパンダ) (@ETF37433932) November 30, 2022
今度は日本企業を買収して日本再進出
すごい執念を感じる😲
暗号資産バイナンス、サクラエクスチェンジ買収-日本市場再参入(Bloomberg)#Yahooニュースhttps://t.co/UXgX236IFM
しかし今後、日本版Binanceが展開された場合、日本の基準・管理下での運営体制となるでしょう。
そのため、取り扱い通貨数や最大レバレッジ等が規制され、Binanceは従来より利用しづらくなる可能性が考えられます。
今後のBinanceの動向に注目しつつ、今は別の海外取引所の利用を進めていきましょう。
これから始めるならBybitがおすすめ
Binanceが新規で利用できない以上、これから取引を始めるならBybitがおすすめ。
Bybitは以下のような特徴があり、初心者でも使いやすいと好評の取引所です。
- 日本語表記で安心して取引できる
- 日本人向けに積極的な情報発信を行っている
- 口座開設をサクッと済ませられる
日本語表記で安心して取引できる
Bybitでは日本語表記に対応しているので、入金から取引まで安心して進められるのが特徴。
英語表記に苦手意識を感じていた方でも、言語の壁を感じることなくBybitを利用できるでしょう。
ユーザーの困りごとをサポートする「Q&Aサイト」も日本語に対応しており、疑問をすぐに解決できます。
Bybitへのオンラインサポートへの連絡も、日本語で対応してもらえるのもポイントです!
日本人向けに積極的な情報発信を行っている
BybitはTwitter上で、日本人向けに日々情報発信を行っている点も特徴です。
主に新たな仮想通貨の上場や新規キャンペーンの開催情報など、全ての情報を日本語から入手できます。
公式サイトのニュース・イベント情報の一部は英語表記となるため、公式Twitterアカウントをフォローしておけば翻訳の手間なく情報をチェックできますよ!
口座開設をサクッと済ませられる
Bybitでは、わずか3分程度で口座開設を済ませられる手軽さも魅力です。
口座開設では国内取引所のような本人確認が不要なため、確認書類の準備・提出といった手間が不要。
メールアドレス・携帯番号からサクッと作業を済ませられ、即日から取引をスタートできます。
名前・住所など、口座開設時に個人情報を提出する必要すらありません!
【最短3分】Bybitの口座開設手順を紹介
では、実際にBybitでどのように口座開設を進めればよいのでしょうか。
ここでは、ブラウザ版とスマホ版に分けて、口座開設手順を解説します。
\ 最短3分でサクッと口座開設 /
【ブラウザ版】Bybitの口座開設手順
メールアドレス・携帯番号を指定し、パスワード設定を進めます。
それぞれの項目を入力後、「アカウントを作成する」をクリック。
入力したメールアドレス・携帯番号に認証コードが届きます。
認証コードを確認後、Bybit画面に入力を行えば口座開設完了です。
【スマホ版】Bybitの口座開設手順
アプリを開き、プロフィールアイコンをタップ。
その後、「登録」をタップします。
ブラウザ版同様、メールアドレス・携帯番号を入力し、パスワード設定を行います。
入力完了後、「次へ」をタップしてください。
入力したメールアドレス・携帯番号宛に認証コードが届きます。
認証コードをチェックし、スマホアプリから入力を行えば口座開設完了です。
まとめ
ここまで、BinanceとBybitをさまざまな観点から徹底比較しました。
今回の内容をまとめると、以下のとおりです。
- 全体的にBinanceの方が利便性が高く、初心者でも使い勝手が良い
- BybitもBinanceに劣らない快適なUI・セキュリティを実現している
- 現在Binanceは日本人ユーザーの新規登録を停止中
- 今から始めるなら日本語・手軽な口座開設に対応したBybitがおすすめ
Binanceは残念ながら、新規での口座開設が停止している状況です。
日本人ユーザーの評価も高い取引所のため、今後の日本進出の動きにも注目したいですね。
現状は日本人ユーザーライクな取引所、Bybitの利用を進めるのがおすすめ!
サクッと口座開設も済ませられるので、ぜひこの機会にBybitの口座開設を進めておきましょう。
\ 最短3分でサクッと口座開設 /