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Meta社のメタバース・ソフトウェアのリーダーが退職予定

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Meta社のバーチャルリアリティソフトウェア「Horizon」の担当副社長であるシャーマ氏が同社を退職すると、同社の広報担当が金曜日に発表しました。

シャーマ氏は過去6年間、Facebookの親会社であるMetaに在籍し、マーケットプレイスとゲーム、そして最近では新生メタバース関連事業部の高い役職に就き活躍していました。

シアトルに拠点を置くシャーマ氏は、Horizonの担当副社長として、オンラインゲーム「セカンドライフ」を仮想現実化したようなソーシャルメディアサービス「Horizon Worlds」など、さまざまなVRプロジェクトを監督してきました。

Horizonの他の製品には、VRベースの職場コラボレーションアプリ「Horizon Workrooms」、ライブイベント用のアプリ「Horizon Venues」があり、この夏には「Horizon Worlds」に移行されています。

「彼のリーダーシップのおかげで、Horizonグループは野心的なビジョンを持った強力なチームを作り上げました。けどそれはまだ始まったばかりです。」と、広報担当者は声明で述べています。

「Metaは偉大なリーダーを育てる源であり続け、我々はシャーマ氏が次の章で何を成し遂げるかワクワクしています。」

広報担当者はHorizonチームは今後、Metaのメタバース担当副社長であるヴィシャル氏の直接指揮下に入ることになるだろうと付け加えました。

Meta社は、VRや関連する拡張現実技術を通じて人々がアクセスできるデジタル世界の集合体であるメタバースが、コンピューター領域の次の段階を表していると信じ、そこに大きな投資をしています。

メタ社のCEOであるマーク・ザッカーバーグは、最近出演したポッドキャスト「The Joe Rogan Experience」で、同社が10月に新しいVRヘッドセットをデビューさせる予定だと語っています。

このニュースもまた、Meta社にとって逆風のように感じられます。

暗号資産市場の不況や、雇用の減少などで勢いを失っているメタバースの領域ですが、Meta社はここからどのような逆転を図ることができるでしょうか。

つい最近も、CEOであるザッカーバーグ氏が投稿したメタバースでの自撮り画像のクオリティの低さに、全世界から落胆や嘲笑の声が聞かれています。

しかしそのような状況の一方で、Meta社はメタバース上での新たなID管理システムを発表していますし、今秋にも新しいVRヘッドセットを発売する予定です。

雇用は回復してきているとの声明も出しており、まだまだメタバース領域への強気な投資は続いていきそうです。

素人目から見ると、逆境だらけで投資額を回収できるのかと心配になってしまいますが、Meta社にはまだ一般人には見えていない先のビジョンが見えているのかもしれません。

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