こんな悩みを解決できる記事です。
近年、新型コロナウィルスの影響でリモートワークを取り入れる会社が年々増えています。
リモートワークになったことで、以下のような問題が起きているのではないでしょうか。
- 社員とのコミュニケーションが取りにくい
- 個別で連絡とるのがめんどう
- 出社した方が円滑に仕事がすすむ
しかし、この記事で紹介するメタバース上にあるバーチャルオフィス「MetaLife」を使うことで、会社に出社している感覚で仕事をすることができますよ。
また、イベントや教育場面にも利用できるなど、幅広く使うことができます。
記事前半では「MetaLifeの概要・使い方」について、後半では「MetaLifeで出来ること・よくある質問」について解説するので、ぜひ参考にしてください。
※「すぐにMetaLifeできることを知りたい!」という方は、「MetaLifeで出来ること」へどうぞ。
MetaLifeとは
サービス名 | MetaLife(メタライフ) |
会社名 | 株式会社ベンド(学研ホールディングスが100%株主) |
リリース日 | 2022年8月3日 |
代表取締役 | 近藤 潔 |
公式サイト | MetaLife公式サイト |
MetaLifeとは新しいコミュニケーションツールである「バーチャルスペース」です。
アバター同士が近づくだけでビデオとマイクがONになり、現実世界のように自然にコミュニケーションを取れるのが特徴です。
カギをかけられるミーティングルームで機密性の高い会議や資料の共有も可能となっています。
また、25名までは完全無料で利用することができるので、リモートワークを検討している方などにオススメです。
MetaLifeの活用事例は3つ。
- オフィス
- イベント
- 教育
MetaLifeをリリースして4ヶ月で累計ユーザーが5万人を突破。
さらに、同時期に累計1万以上のスペースが作成されていることが発表され、注目のバーチャルオフィスです。
また、25名までは完全無料で利用することができるので、リモートワークを検討している方などにオススメです。
MetaLifeの使い方や出来ることを以下で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
MetaLifeの始め方・使い方
この章では、MetaLifeの始め方・使い方について解説します。
基本的な操作を知ることで、「メタバース経験がない人でもカンタンに操作できる」ことがわかるかと。
それでは、1つずつ解説していきます。
MetaLifeへ登録・スペース作成

「まずは無料で始める」をクリック。

Googleアカウントかメールアドレスを入力してサインインすれば登録は完了です。
さっそく、スペースを作っていきましょう。

あなたが利用する目的にあったスペースを選択します。

どんなオフィスにするか選択。

用途にあったオフィスの規模を決めます。(いつでも変更可能)

※スペースにパスワードをつけたい方かたは上記画面で設定しましょう

名前やアバターの編集(いつでも変更可能)を行えば、設定完了です!
基本操作

アバターの移動について、PCの場合は矢印キー、もしくわWASDキーを押すことで移動ができます。
以下は素早く移動したいときに使える方法です。
- Cボタンを押すと車に乗って移動が可能
- いきたい場所へダブルクリックすれば、瞬間移動
- メニューから「フロア(↑↓)」をクリックし、いきたいフロアへの「移動」ボタンを押す
MetaLifeの機能
基本操作以外にMetaLifeの主な機能を紹介します。
以下はMetaLifeの主な機能です。
それでは、1つずつ解説していきます。
ミーティングルーム

ミューティングルームは、会社などにある「会議室」をイメージするとわかりやすいでしょう。
ミーティングルームの特徴は、カギをかけることができ、機密性の高い会議がいつでも行えることです。
メガホン機能
メガホン機能とは、スペース全体へアナウンスできる機能です。
必要であればスペース内のユーザーへ画面共有が可能であり、資料から動画の共有まですることができます。

下にあるメニューから「そのほか」を選択し、「メガホンを始める」をクリックすれば誰でも利用可能です。
プライベートエリア

うすい赤色になる部分を「プライベートエリア」といい、エリア内にいる人だけでコミュニケーションを取ることができます。
- アバターが近くにいても、エリア内に入ればビデオ・マイクが接続されることはない
- プライベートエリア内であれば、アバターの距離が遠くてもビデオ・マイクの接続ができる
小規模の会議やミーティング、グループワークに適した機能です。
画面共有
画面共有やファイルの添付がカンタンにできます。
会議やグループワークで、手持ちの資料やYouTube動画などを共有することができます。

画面共有方法は、下にあるメニューから「画面共有」をクリック。

共有したい画面を選択すれば、共有完了です。
ファイルを添付
個人やグループに共有したい資料などがあれば、ダイレクトメッセージ or スレッドからファイルの添付が可能です。

ファイルを添付する方法は、左側にあるチャットを選択します。
スレッド、またはダイレクトメッセージから「アップロード」ボタンを押すとファイルの添付が可能です。
無料プランの場合は、JPEG・PNGファイルのみ添付可能です。
有料プランの場合は、すべてのファイルを添付することができます。
MetaLifeで出来ること
この章では、「MetaLifeで出来ること」を解説していきます。
MetaLifeで出来ることを知ることで、「Zoom」や「その他メタバース」との違いについて理解できるかと。
以下は、MetaLifeで出来ること3つ。
それでは1つずつ解説していきます。
アバターの距離でビデオが繋がる
MetaLifeはアバターの距離に応じて、自動でビデオが繋がります。
従来のメタバースは、同じワールドにいるとすべての会話が聞けるため「話したい人と話す」ことが困難でした。
しかし、MetaLifeはアバターの距離が近いと自動でビデオとマイクがONになり、「すれ違いざまの挨拶」も可能です。
アバターの距離でビデオが自動で繋がるため、より現実世界に近いコミュニケーションが可能となりました。
ホワイトボード機能

MetaLifeには「ホワイトボード機能」があります。
ホワイトボード機能とは、ミーティングルームでメモなどに使ったり、スペース内の任意の位置へ設置すれば、情報を共有するボードとして利用することができます。
Zoomなどでは、画面共有は可能でも「共通して書き込める機能」は備わっていませんでした。
MetaLifeはホワイトボード機能を実装することで、より現実世界の会議や情報共有方法に近づけることができます。
ミーティングルームで機密性の高い会議が可能
MetaLifeは「ミーティングルームで機密性の高い会議も可能」としました。
ミーティングルームとは、カギをかけることができ、緊急性・機密性の高い会議でもMetaLifeで行うことができます。
Zoomなどでは、まずはZoom外で会議する時間やセッティングが必要で、緊急な会議だとタイムロスが生まれていました。
しかし、MetaLifeではログインしていれば、緊急な会議でも対応でき、機密性の高い会議でも安心して行うことができます。
MetaLifeについてよくある質問
この章では、MetaLifeについてよくある質問へ回答していきます。
よくある質問とは、以下の3つ。
それでは1つずつ回答していきます。
対応しているデバイスは?

MetaLifeはどのデバイスに対応しているの?

どのPC、スマホ(iOS・Android)、タブレットにも対応しています。
しかし、PCの利用を推奨されています!
PCの利用が推奨されています。
なぜなら、スマホで利用する場合、機能制限があるからです。

上記画像のようにスマホの場合は制限が多くなります。
また、PCやスマホ、タブレットのメモリ(RAM)は8G以上であることがオススメです。
その理由は、通信の遅延やアバターがフリーズするなどのトラブルが発生する可能性が高いからです。
一般的なスマホやタブレットのメモリは2〜6Gであることが多いため、PCの利用が推奨されています。
利用料金は?

MetaLifeの利用料金ってどのくらい?

利用人数が25名までは無料でご利用いただけます!
25名以上の利用では有料になるので、注意しておきましょう。
以下は月額の料金プランです。

以下は年額の料金プランです。

さらには24時間(1日)プランもあります。

実際に導入されている企業は?

実際にMetaLifeが導入している企業はある?

パナソニックやTOTOなどの大企業がMetaLifeを導入していますよ!
以下は、実際に導入されている企業です。

実際にMetaLifeを導入した企業の口コミもあるので、ぜひ参考にしてくださいね。
まとめ|MetaLifeをはじめよう!
いかがでしたか?
MetaLifeとは「新しいコミュニケーションツール」で、バーチャルオフィスやイベント、教育の場面で利用することができます。
アバター同士が近づくだけでビデオとマイクがONになり、現実世界のように自然にコミュニケーションを取れるのが特徴です。
また、カギをかけられるミーティングルームで機密性の高い会議や資料の共有、メガホン機能でスペース全体へアナウンスするなど、他のメタバースにはない機能が備わっています。
また、MetaLifeがリリースされてわずか4ヶ月で利用ユーザーが5万人を超えるなど、今後もMetaLifeを活用する企業は増えていくでしょう。
25名まで完全無料で使えるので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。