世界中のWeb3界隈で大注目されている「メタバース」。
しかし「メタバースって聞いたことあるけど中身はよくわからない」「メタバースって何がすごいの?」と思っている人も少ないことでしょう。
そこで今回はメタバースがどんなものなのか、深く理解できるおすすめの本を紹介します。
メタバースはこれからどんどん伸びる分野ですから、今からしっかり学んでおくと周りに大きく差をつけられます。
ぜひ最後まで読んでください。
メタバースを本で学ぶ意味とは?
メタバースはインターネットで検索すれば情報がたくさん出てきますが、いろんな人が様々な意見を出しているので、メタバースをよくわかっていないうちはどれが本当でどれが怪しいかわかりません。
そこで、メタバースは本で学ぶことをおすすめします。
第一人者がわかりやすく説明
メタバースを始めWeb3といわれる新しい分野に精通している人の著書は、非常にわかりやすく書かれています。
著者はメタバースをもっと多くの人に知ってもらいたいという思いで書いていますので、初心者でも安心して読めます。
複数の人が責任を持ってチェック
出版者から出されている本は、編集、校閲など複数の人が目を通してから世に出ます。
執筆から出版までの流れの中で、何度も何度も修正が繰り返されますから、私たちが目にする本はとても信頼性の高いものです。
ほしい情報がまとめられている
知らない分野の情報をインターネットで取りにいくとき、一番の問題は「ほしい情報がたどり着くまでに時間がかかる」ことです。
本には限られたページ数のなかで、読者がほしい情報をもれなくまとめられていますので、効率的に情報が得られます。
メタバースの本の選び方
メタバースを本から学ぶ意味は説明しましたが、「結局どれを読めばいいのかよくわからない」と思った方もいることでしょう。
メタバースは新しい分野でありながら、世界中から注目されているテクノロジーですので、すでに非常に多くの本が出ています。
しかし残念ながら、すべてが良書というわけではありません。
本によっては広くて薄い、Webでちょっと検索すれば簡単にたどり着ける情報しか書いていないものもあります。
また逆に、専門用語ばかりで初心者にとっては非常にわかりにくい本もあります。
大きな本屋に行けば立ち読みでどんなことが書かれているかわかりますが、大都市でなければ大きな本屋にはなかなか行けません。
Amazonなどのネット通販を使えば、どの本でも簡単に買える時代になりましたが、本の中身をじっくり試し読みすることはできません。
そこで今回、メタバースを学ぶのに間違いなくためになるおすすめの本を5冊、厳選しました。
ただし、いきなり5冊すべて買う必要はありません。
まずはどれか1冊を読んでみて、「メタバースっておもしろい!」「もっとメタバースのことが知りたい」と思ったら、ぜひおすすめ本を2冊、3冊と読んでいただけると幸いです。
メタバースでおすすめの本5選
メタバースとは何か ネット上の「もう一つの世界」

岡嶋裕史氏は中央大学国際情報学部の教授で、情報セキュリティとネットワークが専門です。
ITに関するわかりやすい説明に定評があり、その基礎知識から未来の可能性までを解説しています。
堅苦しい言葉は出てこず、メタバース初心者でもサクサク読めるため、あっという間に読み終わることでしょう。
メタバースは近い将来、現実世界を巻き込んでさらに広がっていくことが予想されます。
いずれはリアル、バーチャル、他の惑星などの選択肢のなかから自分が生活する場所を自由に選択できるようになるかもしれません。
そんな未来を想像させてくれる本です。
メタバースとWeb3

著者は実業家で、「gumi」の創業者・ファウンダー代表取締役会長です。
現代において、世界のマーケットで既存のサービスにとってかわる「ゲームチェンジ」が起きています。
その動きに乗り遅れないために知るべきこととして、國光氏は「メタバース」と「Web3」を挙げています。
世界中の大企業が参戦するなど、急速にビジネス化が進むメタバースがNFTやDAOも巻き込んでWeb3とどう絡んでいるのか、ワクワクさせてくれます。
いま知るべきこと、これから世界はどこに向かっていくのか、時代の波に乗るためのビジネスチャンスのヒントを語る、メタバースとWeb3の本の決定版です。
この本も読みやすく、メタバースの概要をつかむのにおすすめの本です。
メタバース 完全初心者への徹底解説

この本ではメタバースの具体的な事例を1つずつ解説しながら、多種多様なメタバースの形態を読者が理解できるように解説しています。
メタバースは今後大きく世界を変える可能性を持ったテクノロジーであり、いま何が起こっていて、今後予想されるできごとは何か、概要をつかめます。
特に事前知識のない読者にとっては、メタバースについて網羅性の高い本です。
それほど深いことを書いているわけではありませんので、メタバースの最初の一歩としておすすめできます。
世界2.0メタバースの歩き方と創り方

著者は実業家で、ファイナンス事業やマーケティング事業を手がける「メタップス」の創業者です。
メタバース事業の最先端をいく起業家「佐藤航陽」氏が全てを書き尽くした決定版といえる本です。
著者はこれまでも最新のテクノロジーについて様々な本を執筆してきており、今回も読者をワクワクさせる、早くメタバースの世界がきてほしいと思わせてくれる仕上がりになっています。
メタバースは現在どのような状況になっていて、これからどうなっているのかよくまとまっている本ですので、メタバースが見せてくれる世界が想像できることでしょう。
メタバースに対する著者の考え方は大変参考になります。
テクノロジーが予測する未来 web3、メタバース、NFTで世界はこうなる

著者は元マサチューセッツ工科大学教授、元MITメディアラボ所長です。
様々な経歴を持つ著者らしく、行政と技術者、web2.0とweb3、上下左右の橋渡しをしていきたいと本書に書かれています。
その言葉どおり、読者とこれから来る未来への橋渡しの役割も十分に果たしているといえるでしょう。
メタバースのようなWeb3の世界が、これまでの中央集権的で抑圧的なヒエラルキーの構図を崩すと強調する著者の言葉の根拠に注目です。
※表紙画像はAmazon公式サイトより
まとめ
ここまでメタバースとどういうものか、メタバースを学ぶのにおすすめの本を5冊紹介しました。
メタバースは理想の世界をかなえてくれる、夢のような新しいテクノロジーですが、改善すべき点は決して少なくありません。
しかし、メタバースが世界中の人々、大企業から注目されているとおり、メタバースの発展と進化に疑いの余地はありません。
メタバースを本当に理解出来ている人はまだまだ少数派です。
メタバースに企業が参入しているのはそこにビジネスチャンスがあるからです。
メタバースを今から理解しておくことで、将来、メタバース上で稼げるチャンスがあるかもしれません。
今回おすすめした本で学び、知識をしっかり身につけておきましょう。