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メタバースの危険性とは?|注目を集めている理由まで解説

メタバースの危険性
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・メタバースに危険性はあるの?
・心理的な危険性は?
・メタバース上での犯罪は?

この記事では、上記のような疑問を解決できる記事となっています。

最近、メタバースに注目が集まっており、大手企業の参入もニュースなどで話題となっています。

しかし、「メタバースには危険なことってないの?」と疑問に思う方は多いかと。

この記事を読むことで、メタバースの危険性について理解することができます。

ぜひ最後まで読んでいただき、参考にしていただければと思います。

目次

メタバースの危険性とは

現在、メタバース上では様々なことができるようになっています。

また、VRやAR技術の発展により、メタバースで過ごす時間が長くなっている人も多いのではないでしょうか。

しかし、そんなメタバースにも危険が潜んでいるので、詳しく解説していきます。

メタバースにおける危険性とは、以下の5つです。

メタバースの危険性とは
  • プライバシー
  • 心理的影響
  • ハラスメント
  • 詐欺
  • サイバー攻撃

以下で1つずつ詳しく解説していきます。

プライバシー

メタバースの危険性の1つ目は「プライバシー」です。

その理由は、VR・AR技術が発展したからです。

プライバシーへの影響をVRとARに分けて具体的に解説します。

VRとプライバシー

VRとは「360°の映像を現実のように擬似体験できる技術」のことで、以下の画像のような専用のゴーグルを使います。

なぜ、VRがプライバシーに影響するかというと、VRゴーグルを通してさまざまな情報が取れるからです。

例えば、専用ゴーグルをつけてVR空間で20分過ごすことで、目の動きや手の位置など、約200万ものデータが収集できると言われています。

また、目だけの情報にフォーカスしても、精神状態や疲れ具合、人物の特定まで可能と言われています。

個人の識別、健康、行動、広告などさまざまなデータが収集される可能性が非常に高いです。

ARとプライバシー

ARとは「スマホなどのカメラを通して、視覚情報を重複させる技術」のことで、ARの代表例が「ポケモンGO」になります。

なぜ、ARがプライバシーに影響するかというと、カメラを通してさまざまな情報が取れるからです。

ARはカメラとインターネットが接続された状態なので「どこにいるのか」「なにがあるのか」などの情報を簡単に集めることができます。

自宅でARを使えば、自宅内の情報が簡単に取得されてしまうということです。

さらに、取得された情報が、漏えいする危険性もあるということを認識しておきましょう。

心理的影響

メタバースに没入することで、心理的な影響を及ぼす可能性があります。

具体的には以下の2つです。

  • メタバース依存
  • 自尊心への影響

以下で1つずつ解説していきます。

メタバース依存

心理的な影響の1つ目は「メタバースへの依存」です。

メタバースは、現実世界ではできないような体験ができるため、エンターテイメント性が非常に高いです。

そのため、没入感が高くなり、メタバース空間へ依存していく恐れがあります。

メタバースへ依存していくと、自分で時間のコントロールができなくなる可能性が高いです。

睡眠時間を削ったり、食事中も没頭したり、さらに、メタバースについて注意されるとイライラするという事態になってしまう恐れがあります。

メタバースへ依存してしまうと生活のリズムが崩れてしまい、体調不良の原因となるでしょう。

自尊心への影響

心理的な影響の2つ目は「自尊心への影響」です。

なぜなら、メタバースが発展していくことで、身体イメージが崩れ「非現実的な容姿・体型の基準」が出来上がっていく可能性があるからです。

メタバース上であればアバターは自由に変えることができるため、好きな容姿・体型にすることができます。

そのアバターは自分の分身であるため、より完璧な容姿・体型を求めていく可能性があります。

重度になると「身体醜形障害」となり、些細なことでも極度に捉えてしまうなど、自尊心へ影響する危険性があります。

ハラスメント

メタバース上でも「ハラスメント」にあう危険性があるとされています。

最近では、セクハラやパワハラなどのハラスメントが増えていると報告されています。

なぜ、ハラスメントが増えているかというと、加害者が「メタバース上であれば匿名だし、物理的な距離に守られている」と思っているからです。

現実世界でやっているわけではなく、名前や年齢、性別、国籍も知りえないので、メタバース上で攻撃的になる人が多いです。

そのため、メタバース上でも「ハラスメント」を受ける危険性があります。

詐欺やなりすまし

メタバース上でも「詐欺・なりすまし」にあう危険性があります。

メタバース上では、仮想通貨やNFTを狙った詐欺が多くあり、「アカウントを乗っ取られる」という被害にあう人も増えているようです。

具体的な事例は、以下のようなものです。

  • フィッシングサイトで仮想通貨が騙し取られる
  • 商品やNFTを購入する際に、仮想通貨ウォレットのパスワードを聞かれる
  • メタバースの運営者を装って、アカウントIDやパスワードを聞かれる

あらゆる手口で、詐欺を仕掛けてくるので厳重に注意しておく必要があります。

また、「二段階認証を設定する」などの対策をしておくと詐欺にあう危険性は低くなるかと。

サイバー攻撃

メタバースは「サイバー攻撃」を受ける危険性もあります。

遊んで稼げるPlay to Earn(P2E)ゲームやブロックチェーンゲームが普及し始め、メタバース上で仮想通貨やNFTの取引をすることが多くなりました。

その仮想通貨やNFTを取引するために必要な「ウォレット」に危険が潜んでいます。

ウォレットとは、仮想通貨やNFTを取引・保存しておくために必要な「仮想の財布」のことを言います。

ウォレットがあることによって、メタバース上で仮想通貨を使ってNFTアート 作品を購入することができます。

実際に2022年3月に「Ronin Network」というブロックチェーンゲームがハッキング被害に遭いました。

ブロックチェーンゲームは、イーサリアム(ETH)を使ってしまうと、コスト・取引速度が遅くなってしまうことが懸念されていました。

そのため、Roninというブロックチェーンを開発しました。

Roninを利用するためには、Roninからイーサリアムへブリッジ(異なるブロックチェーンで、仮想通貨を交換すること)する必要があります。

そもそも「ブリッジ」は、スマートコントラクトのバグが起きやすいとされており、その場合にサイバー攻撃を受けやすいとされています。

このようにウィレットやブロックチェーンに関して、知識をつけておくといいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

現在、注目を集めているメタバースでも、多くの危険性が潜んでいます。

特に心理的影響は若年層での影響が大きいため、長時間の使用などは避ける必要があるかと。

もう一度メタバースにおける危険性をおさらいしておきましょう。

メタバースの危険性とは
  • プライバシー
  • 心理的影響
  • ハラスメント
  • 詐欺
  • サイバー攻撃

危険性はありますが、自分で身を守ることもできます。

危険性を理解し、安全にメタバースで活動していきましょう。

メタバースの危険性

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