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【メタバース】DeFiやMetaFiとの関係性とは?将来性や代表的なサービスを解説

メタバースとDefiとMetafi
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メタバースとDeFi、MetaFiって最近よく耳にする。
でも、それぞれは一体どんな関係性なのかな?

このような疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか?


近年、情報の分散性に重きを置き、特定の企業に管理されないネットの在り方が普及しつつあります。

メタバースやDeFi、MetaFiは次世代のネットを担う仕組みや概念として、その需要を拡大してきています。

しかし、そもそもメタバースやDeFi、MetaFiがどんな仕組みなのか、その関係性について理解できていない方も少なくないでしょう。


そこで、この記事ではメタバース・DeFi・MetaFiそれぞれの仕組みや関係性、代表的なサービスについて解説します。

目次

メタバース・DeFi・MetaFiの仕組みとは?

メタバース・DeFi・MetaFiの仕組みとは?

メタバースやDeFi、MetaFiの関係性を理解するには、まずはそれぞれの仕組みや特徴を押さえておきましょう。

ここではメタバース・DeFi・MetaFiについて、その概要を解説します。

メタバースとは?

メタバースとは、「デジタル上に存在する仮想空間」を意味しています。

ユーザーが自身の分身となるアバターを作成し、仮想空間であるメタバースにアクセス可能です。

メタバース内ではアバターを用いて自由に散策ができ、ユーザー同士での交流や買い物などが行えます。


また、メタバースはビジネス分野でもすでに活用が進んでいます。

例えば、Meta社が提供するプラットフォーム「Horizon Workrooms」は、ヘッドマウントディスプレイを装着することでメタバース上での会議が行えるのが特徴です。

Horizon Workrooms
引用:Horizon Workrooms

Horizon Workroomsでは、デスクトップPCやキーボードといった機器もメタバース上で再現されています。

そのため、現実と遜色ない環境で仕事を進められるメタバースプラットフォームです。

このようにゲームやショッピング、ビジネスなどの多ジャンルを取り込み、メタバースはすでに私たちの生活に浸透するまでに成長しています。

メタバースについてはこちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

DeFiとは?

DeFi(ディーファイ)は国や企業に管理されない、次世代の金融サービスの総称です。

Decentralized(分散性)とFinance(金融)を組み合わせた造語であり、分散型金融と呼ばれています。

DeFiが持つ特徴はユーザー同士による取引を実現している点です。

ブロックチェーン技術を活用しており、自動で契約を実行するスマートコントラクト機能を搭載。

取引は全て自動で行われるので、第三者の介入なく直接ユーザーとの取引が行えます。

特定の国や企業に依存しないため、「24時間365日利用できる仮想通貨専用の銀行」といったイメージですね。

また、ブロックチェーンによって透明性が高いのもポイントでしょう。

従来の金融サービスでは企業が取引情報を一括管理していたのに対し、DeFiでは全ての取引履歴をユーザーが参照できます。

MetaFiとは?

MetaFi(メタファイ)はDeFiやブロックチェーン技術を活用し、メタデータに収益性や相互運用性を持たせる概念です。

メタデータとは?

いわばデータについてのデータのこと。

データそのものではなく、対象のデータについての情報や概要などを記載したデータです。

MetaFiはメタバースやNFTなど、さまざまなプロジェクトに対してDeFiの仕組みを提供し、メタデータの取り扱いに収益性を持たせることを目的としています。


また、ブロックチェーン技術の搭載により、それぞれのプラットフォーム間の相互運用性の実現を掲げているのもポイント。

例えば、異なるプラットフォーム間でのアイテムや仮想通貨の移動をシームレスにするといったように、プラットフォーム間の障壁を取り払うことが期待されています。

MetaFiはDeFiやブロックチェーン技術の搭載を標準化を目指した、従来の仕組みを劇的に変化させる概念といえるでしょう。


※NFTについてはこちらの記事でも解説していますので、あわせてご覧ください。

メタバース・DeFi・MetaFiそれぞれの関係性とは?

メタバース・DeFi・MetaFiそれぞれの関係性とは?

メタバースを始めとした、新たな仕組みや概念について解説しました。

では、メタバースやDeFi、MetaFiはそれぞれどのような関係性にあるのでしょうか。

メタバース・DeFiの活用によって実現する概念がMetaFi

結論、MetaFiの概念を実現する仕組みとして成り立っているのがメタバースやDeFiです。

中でもDeFiは、MetaFiの根幹を担う仕組みでもあるため、MetaFiにとっては欠かせない存在といえます。


また、MetaFiの根幹となる仕組みは、今やメタバースにも広がっています。

メタバースにもMetaFiの概念が浸透している
  • メタバース内で獲得したアイテムを外部のマーケットプレイスに転送して売却
  • 異なるプラットフォーム上で共通のアイテムを使用


さらに、近年ではメタバースとDeFiが融合したプラットフォームも珍しくありません。

人気メタバースゲームである「元素騎士Online」では、独自通貨である「MV」を保有しておくだけで、その保有量に応じた仮想通貨を報酬として獲得できる仕組みを搭載しています。

元素騎士Online
引用:元素騎士Online

この仕組みはステーキングと呼ばれており、DeFiの代表的な収益獲得方法のひとつです。


このように、メタバースはすでにDeFiと一体化を果たしており、収益性や相互運用性を実現させています。

DeFi機能を搭載したメタバースが増え、利用者を拡大させることができれば、MetaFiの概念はより普及していくでしょう。

メタバースやDeFiの代表的なプラットフォームを紹介

メタバースやDeFiの代表的なサービスを紹介

MetaFiの実現に必須となるメタバースやDeFi。

では、それぞれ一体どんなプラットフォームが代表的なのしょうか。

ここではメタバース、DeFiで多くのユーザーに利用されているプラットフォームをいくつか紹介します。

代表的なメタバースプラットフォーム:The Sandbox

The Sandbox
引用:The sandbox

The Sandboxはボクセルのキャラクターや世界観が魅力なメタバースプラットフォームです。

ユーザーや企業が作成した魅力溢れるLAND(土地)上を自由に散策できるのがポイント。

同じ空間にいるプレイヤーと交流を楽しんだり、ミニゲームなどで対戦したりと遊び方が幅広いのが特徴です。


また、The Sandbox内ではNFTを活用した経済圏が形成されています。

例えば、ゲーム内で重要になってくるLANDはNFT化しており、マーケットで自由に売買が可能です。

さらに、LAND上には自身でゲームの作成やNFTコレクションを展示することもできます。

他のプレイヤーがゲームを遊んだり、展示しているNFTを購入したりと、さまざまな方法でマネタイズできるのも魅力でしょう。

代表的なメタバースプラットフォーム:Decentraland

Decentraland
引用:Decentraland

Decentralandは仮想空間上で自由な探索を楽しめる、3Dメタバースプラットフォームです。

その歴史は長く、プラットフォーム自体は2015年から存在しているのが特徴。

ブロックチェーン技術にいち早く目をつけ、プラットフォーム内に実装することで世界最大のエコシステムを形成するまでになりました。

ゲーム性はThe Sandbox同様、メタバース上での交流やミニゲームのプレイがメインです。

3Dポリゴンの世界観となっているため、よりリアリティ感を持ってメタバースを体感できるのが特徴でしょう。


また、DecentralandはDAO(Decentralized Autonomous Organization)を採用しているのがポイント。

DAOは自立分散型組織を意味しており、いわば「社長のいない株式会社」です。

ガバナンストークンをユーザーに配布することで、その保有量によってユーザーは運営への発言権や投票権を得られます。

※DAOについての詳細は、こちらの記事を参考にしてみてください!

代表的なDeFiプラットフォーム:Uniswap

Uniswap
引用:Uniswap

Uniswapは世界最大規模の分散型取引所(DEX)です。

分散型取引所とは、特定の管理者を必要としない取引所のことです。


Uniswapは現在の分散型取引所の基盤となる「AMM」を採用しているのがポイント。

ユーザーからの資金を集め、その資金から仮想通貨の取引が行えるよう、スマートコントラクトを活用して処理を自動化しています。


また、取り扱い通貨数は1,000種類を超えており、メジャーからマイナーまでさまざまな通貨を取引できます。

その取り扱い量から人気を集め、2021年には累計取引量が5,000億ドルに到達し、非常に流動性が高い取引所のひとつです。

代表的なDeFiプラットフォーム:Compound

Compound
引用:Compound

Compoundも分散型取引所のひとつで、主にレンディングを強みとしています。

レンディングとは、自身の保有する仮想通貨を他のユーザーに貸し出すことで利益を得る仕組みのことです。


Compoundではイーサリアムを始めとした仮想通貨のレンディングを、スマートコントラクト機能によって自動化しています。

そのため、ユーザー間に仲介が入らないことにより、手数料の負担を軽減しているのがポイントです。


また、従来の仕組みに比べても高い年利もCompoundの特徴といえるでしょう。

例えば、USDTという仮想通貨は2022年7月現在、2.03%と銀行に預けるよりも高金利から運用できます。


さらに、仮想通貨を借りる際には借入資産の150%を担保しなければならない仕組みも搭載。

仮想通貨を貸したものの返済されないといったリスクを回避でき、安心して仮想通貨を貸し出すことができます。

メタバースやDeFi、MetaFiの将来性

メタバースやDeFi、MetaFiの将来性

メタバースやDeFiではさまざまなサービスが構築され、実際に広く運用されています。

しかし実際のところ、メタバースやDeFi、MetaFiの将来性は期待できるものなのでしょうか。

メタバース市場は今後も拡大の一途を辿る

メタバース市場はこれからも大きく拡大していくことが予想されています。

米コンサルティング会社のマッキンゼーの2022年6月のレポートによると、メタバース市場は2030年までに5兆ドル(約550兆円)に達する可能性があると発表しました。

2021年のメタバース市場が626億ドル(約8兆円)であることを考えると、今後の成長度合いに注目しておきたいところです。

メタバースを利用するユーザーの将来的な行動はゲームやフィットネス、遠隔学習が主要になってくると考えられており、今後はより広いジャンルでのメタバース導入が検討される可能性が高いでしょう。

DeFi市場は仮想通貨の価格変動に影響される

DeFi市場のカギになるのは、その基盤となる仮想通貨の価格変動でしょう。

ブロックチェーン専門メディア「CRYPTO TIMES」が公表した2022年5月度版のDeFi市場レポートでは、5月にDeFi全体で預けられた仮想通貨額は1,400億ドル(約18兆円)と発表しています。

引用:CRYPTO TIMES

現在、仮想通貨はステーブルコインへの信用問題や米FRBによる金利の引き上げ等により、市場全体が下落している状態です。

そのため、先月よりも約14兆円もの仮想通貨預かり量の低下を招いています。

各国での仮想通貨規制強化が相次ぎ、DeFiサービスへお金が集まりにくくなっているのが現状の課題です。

仮想通貨市場の低迷の中、今後DeFiがどのように立ち回っていくかが将来性を大きく左右してくるでしょう。

メタバース・DeFiが盛り上がればMetaFiの未来は明るい

メタバースやDeFiが、今後の需要を拡大させていくことでMetaFiの概念普及につながってきます。

メタバースはすでにゲームとして私たちの生活に浸透しており、今後の市場規模拡大を期待できるでしょう。

しかし、DeFiは仮想通貨の取り扱いが必須なことから、一般層の活用にはまだ時間がかかる可能性があります。

つまり、いかに仮想通貨取引のハードルを下げられるかがDeFi普及への課題です。

今後一般層を取り込み、メタバースとDeFiが手を取り合ってその規模を拡大させていけば、MetaFiの未来は明るいといえるでしょう。

まとめ

ここまでメタバースやDeFi、MetaFiの関係性やそれぞれの将来性について解説しました。

現在はメタバースとDeFi、MetaFiは混合して考えられることも少なくありません。

両者の仕組みが根本的に異なる点については、この記事を通して理解しておいてください。

メタバース等の関係性が理解できたら、まずはメタバースから参入してみましょう。

以下の記事ではスマホから簡単にメタバースを体感できるアプリを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

メタバースとDefiとMetafi

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