「メタバースのランドの価格相場は?最低いくら必要?」
「購入方法もあわせて教えて欲しい」
「ランドを安く買う方法はある?」
「買った後はどうやって運用するの?」
このような疑問を解決します。
・3大メタバースのランドの価格情報
・メタバースのランドの購入方法
・メタバースのランドを安く買う方法
・メタバースのランド購入後の運用方法
今回は3大メタバースとして
・The Sandbox
・Decentraland
・Cryptovoxels
を上げて説明をしていきます。
現在、メタバースのランドに投資する新しい不動産投資の形が注目されています。
記事の後半ではランドを安く買う方法、購入後の運用方法なども紹介しているので、ぜひメタバースのランドに投資する際の参考にしてみてください。
3大メタバースのランド価格相場
ではさっそく3大メタバースの価格相場を見ていきましょう。
※2022年6月のレート、1ドル=134円 ETH=162,325円で価格を計算しています。
平均価格・最低価格・最高価格
メタバース名 | 平均価格 | 最低価格 | 最高価格 |
The Sandbox | 39万円 | 31万円 | 134万円 |
Decentraland | 49万円 | 40万円 | 1,072万円 |
Cryptovoxels | 24万円 | 12万円 | 98万円 |
(平均価格・最高価格はNon Fungible、最低価格はOpen Seaより引用)
表のようにランドの平均価格は、1位Decentraland49万円、2位The Sandbox39万円、3位Cryptovoxels24万円であるということがわかりました。
価格帯としては、The Sandboxが31万~134万円、Decentralandが49万~1,072万円、Cryptovoxelsが12万~98万円という結果になりました。
Decentralandの最高価格は約1,072万円と非常に高く、土地の価格差が圧倒的に大きくなっています。
また、表から最低価格・平均価格の平均を取ってみると、最低価格が27万円、平均価格が37万円となりました。
つまりメタバースのランドは、最低27万円程度は必要ということになります。
この平均価格からみてみると、Cryptvoxelsの最低価格12万円は比較的安い値段ですね。
各メタバース平均価格の価格推移
次は、3大メタバースの2021年7月~2022年6月までのランドの価格の推移を見ていきましょう。
The Sandbox
引用:Non Fungible
The Sandboxのランドは、2021年7月の15万円から始まり、11月で急騰し12月で約208万円となり半年でおよそ13倍の高騰が見られました。
そこから価格が下降し、2022年6月では39万円となっています。
ランドの価格が急上昇した理由としては、The Sandboxが2021年11月~12月の「アルファシーズン」が開始したことが考えられます。(アルファシーズン=The Sandboxの体験版)
また、価格が下降していった原因の一つも、アルファシーズンが12月で終了したことが関係していると考えられますね。
メタバースのランドの価格の上下を予測するために、イベント情報は大きな要素となりそうです。
Decentraland
引用:Non Fungible
Decentralandのランドは、2021年の16万円から始まり、11月あたりで急騰し12月には257万円と、半年でおよそ16倍の高騰がありました。
そこから下落して2022年6月は約49万円となっています。グラフの形がThe Sandboxの似通っていますよね。
類似する理由としては、Facebook社が2021年10月に社名を「Meta」に改名すると表明したことがきっかけで、10月以降のメタバースへの注目度が急上昇したことが考えられます。
メタバースへの注目度が上がるような動きがあった場合、メタバース全体のランドの価格が上昇する傾向が見られますね。
Cryptovoxels
引用:Non Fungible
Cryptboxelsのランドは、2021年7月の55万円から始まり、右肩上がりに価格上昇をして12月には約160万円と、およそ3倍の高騰を見せています。
そこから下降して2022年6月は24万円となっています。
The SandboxやDecentralandに比べて、価格の急な上がり下がりは少ない印象がありますね。
3大メタバースの価格推移からわかること
以上の3つのメタバースの価格推移をみると、以下のことがわかりました。
・メタバース全体の注目度とランドの価格は大きな関連がある
・1か月スパンで急騰、暴落する可能性もある
・現在は下降気味である
2021年12月~1月あたりで価格がピークを迎えていることが3つのメタバースの価格に共通しています。
2021年10月にFacebook社が社名を「Meta」に変更したことなどがきっかけでメタバースの注目度が高まり、12月~1月でピークを迎えたと考えられます。
メタバースの注目度が上がるような出来事には常に注目しておく必要がありそうですね。
また、The SandboxやDecentralandは短い期間で価格が急騰、暴落しています。
一攫千金の可能性もありますが、ハイリスクハイリターンであることも考慮してメタバースのランド投資は行いましょう。
加えて、現在は全体通して価格が下降気味であることもわかりました。
メタバースのランドを購入する方法
先ほどは、3大メタバースの価格相場と推移から読み取れることをお話ししました。
ここでは、実際にメタバースのランドを購入する方法について説明していきます。
①コインチェックで口座開設をする
②コインチェックでイーサリアムを入手
③CoinCheck NFT(β版)でランドを購入する
①コインチェックで口座開設をする
まずは、コインチェックで仮想通貨口座を開設していきます。
ランドの購入はCoinCheck NFT(β版)が便利で、使用するにはアカウントが必要になっています。
メタバースのランドを買うには仮想通貨が必須になるので、必ず口座開設をしておきましょう。
国内取引所を開設するならコインチェックがおすすめです。
コインチェック(Coincheck)は2014年8月に運営を開始したスマホアプリが非常に使いやすくて人気な取引所です。
- 親会社が東証プライム上場企業マネックスグループで信頼できる
- 国内トップクラスの取り扱い通貨数で、投資の幅が広い
- 操作性・視認性に優れており、初心者でも簡単に取引可能
- 取引手数料が無料
- 独自のセキュリティ対策を行い、ユーザーからの信頼度が高い
②コインチェックでイーサリアムを入手
次に、コインチェックに日本円を入金してイーサリアムを入手していきます。
購入したいランドの価格を確認してから、その分だけイーサリアムを取引すると無駄なく取引できますよ。
③CoinCheck NFT(β版)でランドを購入する
最後に、CoinCheck NFT(β版)にログインしてランドを購入します。
CoinCheck NFT(β版)は、ブロックチェーンを使っていないためガス代がかからないというメリットがあります。
購入したいランドが見つからない場合は、ガス代はかかりますが後述する「OpenSea」で購入するのがおすすめですよ。
OpenSeaでの購入方法
OpenSeaでは、以下の手順でランドを購入できます。
①コインチェックにイーサリアムを入金
②コインチェックからメタマスクにイーサリアムを送金
③メタマスクからOpenSeaにイーサリアムを送金
少々手順が複雑になるので、ランド購入が初めての人はCoinCheck NFT(β版)がおすすめですよ。
OpenSeaの詳しい使い方は、「OpenSeaとは?始め方や使い方、気になるガス代まで徹底解説」で解説しているのでご覧ください。
メタバースのランドを購入する際の注意点
先ほどは、メタバースのランドを購入する方法について説明しました。
ここでは、メタバースのランドを購入する前に知っておくべき注意点をお話ししていきます。注意点は2つです。
・ランドの価格は暴落する可能性がある
・税制度があいまいである
ランドの価格は暴落する可能性がある
注意点の1つ目は、メタバースのランドの価格は暴落する可能性があることです。
理由としては、仮想通貨の価格は安定していない点やメタバースが完全に普及していない点などが挙げられます。
実際に先ほど説明したThe Sandboxのランドは、2021年7月から一度208万円まで高騰し2022年6月には39万円まで下落していますね。
つまり、メタバースのランドは現実の不動産投資よりハイリスクハイリターンなので、必ず余剰資金で投資を行うようにしましょう。
税制度があいまいである
2つ目は、仮想通貨に関する日本の税制度があいまいである点です。
仮想通貨は比較的新しい金融の概念であるため、徐々に進んでいますが法整備が完全には整っていません。
詳しくは、国税庁が出している仮想通貨に関する所得の計算方法等について(情報)を読んだり、税理士などの専門家に相談したりして調べるのがベストですよ。
メタバースのランドを安く買うには?
ここまでの内容を見てきて、「27万円なんて高すぎて出せない…」と思われた方がほとんどなのではないでしょうか。
ですが、メタバースのランドは運営が定期的に行う「セール」で安く買うこともできます。
Open Seaといったマーケットプレイスと違って、運営から直接購入できるので安くランドを手に入れられます。
セールの情報は公式サイトやTwitterでゲットできるので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
また、運営から直接買うにはそのメタバースの仮想通貨が必要です。The Sandboxなら「Sand」、Decentralandなら「MANA」ですね。
加えて「メタマスク」などのウォレットも必要なので、運営から直接ランドを購入する際は準備しましょう。
メタバースのランドの運用方法
最後にメタバースのランド購入後の運用方法について説明していきます。
運用方法は大きく分けて3つです。
- ランドを貸し出す
- ランドを売却する
- 自分でランドを使用する
ランドを売却する
まず最初は、ランドの売買で稼ぐ方法です。
将来性のあるランドを安く購入し、高騰してきたタイミングで売るという形ですね。
この運用方法では、通常の投資と同じように相場を予測する必要があるといえます。
ランドを貸し出す
メタバースでは、ランドを他のプレイヤーに貸し出してレンタル料を取ることができます。
ランドのやメタバースの価値が上がるにつれ、安定して高いレンタル料を得られるので、有効な運用方法と言えます。
ランドの貸し出しをする際は、そのメタバースの将来性を見て何年で回収できるかを考慮して運用するようにしましょう。
自分でランドを使う
最後は実際に自分でランドを使って稼ぐという方法です。
ランド内でゲームを作成したり、イベントを開催したりするのが一般的です。
海外大手の企業では、メタバースのランドを購入してそこに広告を出稿するという新しいビジネスの仕方も流行していますよ。
メタバースのランドに関するよくある質問
先ほどは、メタバースのランドを購入する際の注意点についてお話ししました。
ここからは、メタバースのランドに関するよくある質問に回答していきますね。
メタバースのランドに将来性はある?
メタバースのランドに将来性はあります。理由は以下の2つです。
・大企業が続々と進出している
・メタバース自体が成長市場である
大企業が続々と進出している
ランドに将来性があると言える理由の1つ目は、大企業が続々と進出している点があります。
The Sandboxを例に挙げると、日本だけ見ても以下の企業などが参入しています。
The Sandboxに進出した日本企業例
・スクエアエニックス
・エイベックス
・SHIBUYA109
他に海外の有名の企業も多く参入し世界中で注目されているので、メタバースのランドの将来性は十分にあると言えますね。
メタバース自体が成長市場である
理由の2つ目は、メタバース自体が大きな成長市場である点です。
bloombergが発表したメタバース、次世代技術プラットフォームの市場規模は8000憶ドルに達する可能性によると、メタバースは2024年に約8000億ドルの市場に成長すると予測されています。
メタバースの市場が成長するにつれ、メタバースの基盤となっているランドの価格は長期目線で見れば上がっていくと言えますね。
ランドの購入はハードルが高い…どうすればいい?
先ほどセールを利用することでランドを安く変えることお話ししましたが、「セールでも手を付けられない…」という人もいらっしゃると思います。
そんな人は、ランドのオーナーからレンタルする方法がおすすめです。
ランドのレンタルは、オーナーに固定費を払う必要がありますが、購入するよりは安く抑えられます。
レンタル時は完全にランドの所有権が譲渡されるため、自分のイベントやコンテストをメタバースで主催することもできますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
まとめると、
- メタバースのランドは最低27万円程度が必要
- ランドの価格推移は激しく、ハイリスクハイリターンである
- 公式セールを利用すれば安くランドをゲットできる
- 運営方法は売るだけではない
- メタバースのランドに将来性はある
ということをお話ししました。
メタバースのランドは現在下降気味ですが、今後真にメタバースが注目されれば今まで以上の需要を見せる可能性もあります。
メタバースのランドを購入する際は、リスクもしっかりと考えつつ慎重に行いましょう。
国内取引所を開設するならコインチェックがおすすめです。
コインチェック(Coincheck)は2014年8月に運営を開始したスマホアプリが非常に使いやすくて人気な取引所です。
- 親会社が東証プライム上場企業マネックスグループで信頼できる
- 国内トップクラスの取り扱い通貨数で、投資の幅が広い
- 操作性・視認性に優れており、初心者でも簡単に取引可能
- 取引手数料が無料
- 独自のセキュリティ対策を行い、ユーザーからの信頼度が高い