
・REALITY Worldってなに?
・REALITY Worldでなにが出来るの?
・REALITY Worldの実例ってある?
こんな疑問が解決できる記事です。
REALITY Worldとはグリー株式会社の100%子会社であるREALITY株式会社が、スマホ向けメタバース「REALITY」のワールド機能を法人向けへ提供するサービスのことです。
「REALITY」は世界で800万ダウンロードを誇る、国内最大のメタバースプラットフォームで、メタバースという言葉が流行する前からメタバース領域へ参入し、実績を積み上げている会社です。
そこで、REALITY社が提供する「REALITY World」について詳しく解説していきます。
この記事の前半で「REALITY Worldの概要・どんなことが出来るのか」を解説し、後半では「REALITY Worldの特徴・実例」を解説しているので、ぜひ参考にしてください。
REALITY Worldの概要

会社名 | REALITY株式会社 |
所在地 | 東京都港区六本木6-11-1 |
代表取締役社長 | 荒木 英士氏 |
公式サイト | REALITY公式サイト |
REALITY Worldはグリー株式会社の100%子会社である「REALITY株式会社」が提供するサービスの1つです。
REALITY Worldとは、REALITY株式会社がスマホ向けメタバース「REALITY」のワールド機能を法人向けへ提供するサービスのこと。
わかりやすく言うと「企業がメタバースへ参入する際に抱える問題や課題を解決できるサービス」がREALITY Worldです。
スマホ向けメタバース「REALITY」は世界で累計800万ダウンロードを突破しており、100以上の自社サービスなどで得た実績を持っているからこそできるサービスかと。
たとえば「自社で仮想空間を作ってみたけど、利用するユーザーがいない」といった問題が多くあります。
しかし「REALITY World」を利用することで、累計800万ダウンロードと圧倒的ユーザー数を誇る「REALITY」というプラットフォームを活用できるので「利用するユーザーがいない」なんて問題は解決されます。
「REALITY World」で出来ること

「REALITY World」とは、REALITY株式会社が提供する「企業がメタバースへ参入する際に抱える問題や課題を解決できるサービス」とお伝えしました。
この章では、具体的にどのようなサービスがあるのかを解説して行きます。
具体的なサービスの内容は4つです。
- 仮想空間・建物の構築
- メタバース広告・スポンサー
- バーチャル支店
- イベント制作
それでは1つずつ解説して行きます。
仮想空間・建物の構築

まずREALITY Worldでは「仮想空間・建物の構築」の提供ができます。
仮想空間・建物の構築とは、スマホ向けメタバース「REALITY」の空間にイベント会場の設営、3D体験プロモーション施設設置、デジタルツイン都市などを構築することです。
企業がメタバースに参入する際に課題となるのが、メタバース空間への集客です。
実際に「メタバース空間は作ってみたものの、誰もいなかった」なんてことがあります。
そこで、REALITY Worldを利用することで、世界で800万ダウンロードを誇る「REALITY」の空間の中に会場・建物の構築ができます。
バーチャルライブのイベントなどにも対応しており、期間限定・半永久とさまざまな期間で利用ができますよ。
メタバース広告・スポンサー

REALITY Worldを活用すれば、スマホ向けメタバース「REALITY」の街中などに商品やサービスの広告を掲載できます。
REALITYの仮想空間内で広告をだす影響は大きいでしょう。
なぜなら、実際に世界で800万ダウンロードをいう実績があり、イベントも随時行われているため”常に人が集まっている状態”だからです。
実際にREALITYの仮想空間内の路地や大型ビジョンへの掲載、現実世界では実現が難しいとされるエンタメ性あふれる広告も掲載されています。
また、イベントのスポンサーをすることも可能です。
VTuberフェスで製薬会社がスポンサーをしており、VTuberが製薬会社の商品を持ってミニゲームをする姿があり、メタバースだからこそできる広告の方法かと。

多くのユーザーを持つREALITYで広告やスポンサーをすることも、大きな影響を与える要因の1つとなるでしょう。
バーチャル支店

REALITY Worldを活用すれば、スマホ向けメタバース「REALITY」でバーチャル支店を持つことができます。
バーチャル支店とは「メタバース空間に実店舗を構える」というイメージです。
バーチャル支店を持っておくことで、家にいても買い物や旅行気分を味わうことができます。
その理由は、メタバースの中でアバターが自分の分身となって行動できるので、没入感が得られるからです。
たとえば、スマホ向けメタバース「REALITY」で旅行会社のHISが「HISバーチャル支店」を期間限定でオープンしました。
「ハワイ」「沖縄」「ハウステンボス」といった場所のフォトスポットが用意されており、旅行へ行ったかのような体験ができます。
また、Eコマースとの連動や利用ユーザーの分析などあらゆる機能をカスタマイズすることができます。
イベント制作

REALITY Worldではさまざまなイベント制作を行うことができます。
たとえば、以下のようなイベントです。
- 音楽ライブ
- お花見などの季節行事
- 展示会
- 映画館
REALITYはバーチャルライブや生放送のノウハウもあるので、スタジオ提供から企画、プロデュース、配信までワンストップサービスを受けることができます。
視聴者参加型のコミュニケーションも可能であるため、現実世界のイベントに行くよりも距離が近いイベントが可能でしょう。
実際に2022年7月に『VTuber Fes. BPM [Blink Per Minute] powered by ロート製薬』というバーチャルライブが開催されています。
上記のバーチャルライブで「REALITY World」が活用されているので、雰囲気はイメージしやすいでしょう。
REALITY Worldの特徴
前章では、REALITY Worldで出来ることを解説しました。
この章では、REALITY Worldの特徴を詳しく解説してきます。
REALITY Worldの特徴を知ることで、実際にREALITY Worldを活用する際のメリットが理解できるでしょう。
以下の3つがREALITY Worldの特徴です。
- コンサルティング
- 実績
- 他のメタバースプラットフォームと連携
それでは1つずつ解説して行きます。
コンサルティング

REALITY Worldを活用することで、REALITY株式会社がメタバースに関しての「コンサルティング」をしてくれます。
REALITY社は「事業、開発、運営、広告、投資」などで国内のメタバースを牽引する存在で、実績のあるREALIT社だからこそ可能なことでしょう。
国内最大級のメタバースプラットフォーム「REALITY」で得た知識や実績があり、REALITYの空間構築だけでなく提携先のプラットフォームを活用できるなど、各企業のニーズにあったメタバース空間の提供を可能としています。
「メタバース」という言葉が流行する前からメタバース事業に取り組まれていた会社なので、国内トップクラスのコンサルが受けられます。
実績

REALITY社がこれまで得た実績・経験を「REALITY World」を利用することで、活かしてくれるでしょう。
スマホ向けメタバース「REALITY」は世界で800万ダウンロードを誇り、メタバースという言葉が流行する前からメタバースへ参入し、多くの成功・失敗を経験しています。
VR領域においても2015年から参入しており、どの企業よりも長く、多くのプロジェクトを行なってきたからこそ、多くのノウハウが蓄積されています。
企業がこれからメタバースへ参入して実績・ノウハウを蓄積していくよりも、REALITY Worldを活用した方が、コスト・タイムパフォーマンスは高いでしょう。
他のプラットフォームと連携

スマホ向けメタバース「REALITY」は、スマホやパソコン、VR機器などからコンテンツが楽しめる「Cluster(クラスター)」とのアバター連携機能をリリースしています。
また、提携先のプラットフォームを活用するなど、各企業のニーズにあったメタバース空間の提供を可能としています。
必ずしもREALITYを活用するのではなく、1つでも多くの優良なメタバース空間が生まれるように、サービスを提供されています。
REALITYで得た実績やノウハウを他のプラットフォームで活かせるので、とても魅力的なサービスです。
REALITY Worldの実例
REALITY Worldでは「どのようなことが出来るのか」と「特徴」を解説しました。
この章では、REALITY Worldの実例を紹介していきます。
以下の3つの実例を紹介します。
- バーチャルお花見
- 社内向け 全社戦力発表会
- バーチャル映画館
それでは1つずつ解説していきます。
バーチャルお花見

REALITY株式会社がバーチャルお花見のイベント「桜ワールド」を開催しました。
[配信7日目]浅間ヤーマンの配信だよ♪ #REALITY で 桜ワールド をプレイ中!https://t.co/MLkzD3P4C0 pic.twitter.com/l1DWPuDNP7
— LOVE INC. (@suzukiiiiiiiiii) July 11, 2022
桜ワールドはリリース後わずか1週間で来場者が100万人、延べ400万人※1を超える実績を残しています。
REALITY社が開いたイベントなので、どのくらいメタバース界隈で影響があるのか理解できると思います。
社内向け 全社戦力発表会

株式会社マーベラスが「社内向け、全社戦略発表会」イベントを開催しました。
1Dayバーチャルステージを提供してもらい、アバターとなったマーベラス社員がステージ上で司会進行をされました。
視聴スタッフのコメントもステージ上に表示されるなどで、どこにいても参加できるため、新しい会社のイベントとしても活用されています。
バーチャル映画館

イオンエンターテイメント株式会社が、バーチャルシネマをオープンしました。
バーチャルシネマとは、メタバース空間に構築された映画館で、自分のアバターを操作することで、実際に映画館へ行った気分を味わうことができるサービスです。
「近くに映画館がない」「外出が難しい」などの理由で来場ができないお客様に向けたエンターテイメントコンテンツになります。
映画館とメタバースが融合した新しいサービスも提供されています。
まとめ
REALITY Worldとは、グリー株式会社の100%子会社であるREALITY株式会社が、スマホ向けメタバース「REALITY」のワールド機能を法人向けへ提供するサービスのことでしたね。
スマホ向けメタバースの「REALITY」は世界で800万ダウンロードを誇る、国内最大のメタバースプラットフォームであり、実績が十分にある会社です。
具体的に以下のようなサービスを受けることができます。
- 仮想空間・建物の構築
- メタバース広告・スポンサー
- バーチャル支店
- イベント制作
REALITY社はメタバースをいう言葉が流行する前からメタバース領域へ参入していた会社なので、質の高いサービスを受けられるのは間違いないでしょう。
実際に開催された、バーチャルお花見では延べ400万人以上のユーザーを集めることができています。
また、会社内の発表会に使うなど、幅広いサービスを展開しているので、これからメタバースへの参入を検討している企業であれば「REALITY World」の利用を検討してみてはどうでしょうか。