当サイトコンテンツにはPRが含まれている場合があります。

メタバースでの会議とは?ビデオ会議との違いを実例を挙げて解説します

VRを使ったメタバース会議
  • URLをコピーしました!

「メタバースでVR会議ってどんな感じなの?」
「ビデオ会議との違いは?」
「メタバースで会議をするメリット・デメリットは?」

このような疑問を解決します。

記事の内容

・メタバースの会議とは?
・メタバース会議とビデオ会議の違い(ZoomとHorizon Workroomsを比較)
・メタバースの会議のメリット・デメリット

記事の信頼性
この記事の筆者は、継続的にメタバースやブロックチェーンに触れ経験を積んでいます。
今回はその経験を活かし、誰にでもわかりやすく説明をしていきます。

メタバースでの会議は最近話題になっており、興味を持つ人や企業も多くなってきています。

この記事を読めば、メタバース会議についてしっかり理解できるので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

VRを使ったメタバースでの会議とは?

引用:Meta

メタバースでの会議とは、VRゴーグルを使い仮想空間内でアバターを通した会議を行うことです。

2022年現在では、リアル同然まではいかないものの「相手のいる方向から音が聞こえる」や「身振り手振りがわかる」などの技術はすでに確立されています。

コロナウイルスの流行によってリモートワークが主流になったことで、仮想空間で仕事を行うことへの抵抗感もなくなっていますね。

まだメタバース会議を導入している企業は少ないですが、今後ビデオ会議からのシフトでオフィス不要の会社が増えることも考えられます。

メタバース会議とビデオ会議の違い

引用:zoom

先ほどはメタバース会議とは何かについて説明し、今後多くの企業が導入していく可能性があることをお話ししました。

では、メタバース会議とビデオ会議の違いは具体的に何なのでしょうか?

ここでは、それぞれで最も有名と言える「Horizon Workrooms」と「Zoom」を例に挙げて比較していきます。

Horizon Workrooms|今最も注目されるメタバースオフィス

引用:Meta

「Horizon Workrooms」は、Meta社(旧Facebook社)が提供するメタバースオフィスです。

主にはMeta社が販売しているVRゴーグル「Oculus Quest 2」を用いて、仮想空間内で仕事ができるようになっています。

ただメタバース内で会議をするだけでなく、メタバース内にPCを持ち込んで作業が出来たり、ホワイトボードへの書き込みが出来たりと様々な機能も充実しています。

そんな「Horizon Workrooms」の特徴について「Zoom」と比較して詳しく見ていきましょう

「Horizon Workrooms」が「Zoom」と異なる点

「Zoom」と比較した「Horizon Workrooms」の特徴は、以下の通りです。

Horizon Workroomsの特徴

・アバターを通してリアルな3D空間で会議ができる
・ホワイトボードの使用が可能
・自分のPCを持ち込んで仕事もできる

違い①アバターを通してリアルな3D空間で会議ができる

違いの一つ目は、それぞれのアバターを通してリアルな3D空間で会議ができることです。

専用VRゴーグルの「Oculus Quest 2」は立体音響機能を搭載し、相手との距離や向いている方向を検知することで「誰が誰に話しかけているか」がわかり、リアルに近い会話が可能です。

「Oculus Quest 2」はハンドトラッキング性能もあるため、コントローラーなしでも身振り手振りを伝えられますよ。

またアバターとはいえ姿が見えているため、「一緒に仕事をしている感」があり生産性の向上にもつながります。

ビデオ会議に比べ密にコミュニケーションが取りやすいため、上司や同僚との仲が深まりやすいというメリットもありそうです。

加えて、ビデオ会議の顔出しに抵抗がある人も多かったため、そういったストレス面でも活躍してくれますよ。

特徴②メタバース内でホワイトボードの使用が可能

「Horizon Workrooms」の大きな特徴として、コントローラーでメタバース内のホワイトボードに板書ができる点があります。

現実の会議では、アジェンダなどをホワイトボードに書いて会議を進めていく企業も多いですよね。

また、ホワイトボードにPCの画面を共有できる機能も搭載されています。

ただメタバース内で会議ができるだけでなく、ホワイトボードを使うことでより実際の会議に近い形を実現できます。

特徴③メタバース内に自分のPCを持ち込んで仕事もできる

引用:Meta

特徴の3つ目は、自分のPCをメタバース内で持ち込んで仕事ができる点です。

自分のPCと同期させることで、画像のように自分の手やPCの画面を映し出すことができます。

PCの画面をホワイトボードに映し出すことも可能で、プレゼンテーションなどにも有効です。

また、メタバース内で実際にPCで作業ができるので現実のオフィスと同じように仕事が進められます。

また、リモートワークを家で行う際は気が散る要素も多いですが、メタバース内なら没入して作業ができるので生産性アップにつながりますね。

メタバース会議のメリット・デメリット

引用:Meta

前章では「Horizon Workrooms」と「Zoom」の違いをお話ししました。

ここでは、メタバースで会議を行うメリット・デメリットを紹介していきます。

メタバース会議のメリット

メタバース会議のメリットとしては、以下が挙げられます。

メタバース会議のメリット

・現実に近い形でコミュニケーションが取れる
・気が散る要素が少ない
・意見をしやすくなる

メタバースでの会議は、アバターを通し机に向かい合って会議ができるため、ビデオ会議の問題点のコミュニケーションの取りずらさを解消できます。

また、リモートワークの欠点だった気が散るという要素も、メタバース内に没入できるので軽減されますよね。

ビデオ会議とは違い、顔を出す必要がない心的余裕から自分の意見を出しやすくなるというメリットもあります。

メタバース会議のデメリット

メタバース会議のデメリットは以下の通りです。

メタバース会議のデメリット

・VRゴーグルを買う費用が掛かる
・機能面でまだ現実には劣る
・長時間の使用には向かない

「Horizon Workrooms」に使われるVRゴーグルの「Oculus Quest 2」は、128GBモデルで37,180円と決して安価ではなく、社員全員分になると結構な初期費用が掛かります。

機能面でも、ホワイトボードやPCの操作性はまだまだ現実と比べると改善の余地がありそうです。

VRゴーグルの重量が500g~800gと少し重めで、長時間使用すると体に負荷がかかる点も難点です。
また、目の疲れや酔いが起きる可能性もあります。

しかし、これらの課題は技術の進歩で解決できるものなので、近い将来リアルと変わらないクオリティが実現できる日も遠くはないでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

まとめると、
・メタバースでのVR会議とは、仮想空間内でアバターを通して会議を行うことである
・リモートでも現実に近い会議が実現できる
・課題は残るが、いずれ技術の進歩で改善していく

ということをお話ししました。

VRを使ったメタバースオフィスは、将来の働き方を大きく変える可能性を秘めています。

会議はもちろん仕事全般をメタバース内で、問題なく行える将来もそう遠くありません。

オフィスに限らず、これから必ず来るメタバースのブームを完全に流行る前に先取りしてみるのはいかがでしょうか。

「メタバースの将来性についてもっと詳しく知りたい!」という方は、ぜひ↓の記事も覗いてみてください。

あわせて読みたい
日本のメタバースの将来性は?注目の銘柄やプラットフォームをご紹介! メタバースが最近流行ってるけど、ほとんどが海外。日本ではメタバース関連事業は、進んでいるの?有名企業とか、プラットフォームはどんなものがある? といった方に向...
VRを使ったメタバース会議

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次