当サイトコンテンツにはPRが含まれている場合があります。

ティファニー、クリプトパンクスのカスタムペンダント「NFTiff」が完売

  • URLをコピーしました!

金曜日、ティファニーは、初期のNFTの人気コレクションである、「クリプトパンクス」のホルダー向けに、250個の宝石をちりばめた限定コレクション「NFTiff」を発表しました。NFTiffはあっという間に完売しています。

クリプトパンクスとは
クリプトパンクスは2017年にLarva Lab社が発売したNFTコレクションです。1万点ほどの作品があり、1つ数千万円で取引されることもある超高級NFTコレクションの1つとなっています。

ティファニーのウェブサイトとツイッターによると、販売された”NFTiff”は250点でした。

NFTiffを購入するごとに、ティファニーのデザイナーが購入者のクリプトパンクスをベースにカスタムペンダントを制作してくれます。各クリプトパンクスは、医療用マスク、帽子、イヤリングなど87のモチーフと、159のカラーをユニークに組み合わせており、それがペンダントに反映されていきます。

それぞれの作品は18Kゴールドをベースに表現され、少なくとも30個の宝石やダイヤモンドが使用されるとティファニーは紹介しています。

NFTiffは、このように制作されたペンダントとそれに対応するNFTにアクセスできるもので、30ETH、つまり約5万ドル(約675万円)という高額な費用で販売されました。

クリプトパンクスのブランドリーダーであるデイビス氏は、「ティファニーのペンダントは、NFTと結びついたプロジェクトの可能性を探る為の1つの施策に過ぎません。」とCNNに語っています。

「NFTを所有するということは、ブロックチェーン上の項目を所有するということです。永遠に残るものです。NFTを所有することはデジタル時代には本当に力のあることなのです。」

3月、初期のNFTプロジェクトとして有名なBored Ape Yacht Clubの親会社であるYuga Labsは、クリプトパンクスのすべての知的財産を取得し、すべてのクリプトパンクス保有者に商業上の権利を付与する計画を発表しました。

このような権利を保有者に提供したことで、保有者は自信が所有するクリプトパンクスをベースに新しいビジネスを始めることが可能になります。

つまり、今回のティファニーのペンダントのような、NFTと連動したプロジェクトへの門戸を大きく開いたことになります。

「トークンを所有するということは、単にこのJPEG(画像)があなたのものである、というだけのことではありません。」とデイビス氏は話しています。

「商業権を持つことは、クリプトパンクスで何ができるか、どのような知的財産を新たに構築できるかに関して、一定の権利を持つことを意味します。利用範囲の制約が極めて少なくなるのです。」

ティファニーのペンダントは、「これからNFTに関係して登場するだろうライセンスを完璧に説明可能な、典型的な例になるでしょう。」とデイビスは言いました。

このプロジェクトはまた、高級ブランドと暗号通貨、NFTがより一層連動し合っていくこと意味しています。

クリスティーズやサザビーズのような歴史あるオークションハウスは、NFTを驚くような高値で販売してきました。

そして5月、グッチは、顧客がビットコインやその他いくつかの暗号通貨で購入代金を支払うことを可能にする計画を発表しました。

このように、NFTの価値はもはや歴史のあるハイブランドも認めるようになっているのです。

「もし、私たちがバーチャルな世界を今以上に重要視し、生活に欠かせないものにする時代に向かっているとしたら、仮想の資産を所有するということはそれだけ価値があることになります。」とデイビス氏は話します。

「その先陣を切るために、これらの高級ブランドが新しい時代の初期の段階にある今、この空間に参入することは大きな価値があることで、完全に理にかなっています。」

デイビス氏は、クリプトパンクス保有者の商業的権利の開放により、NFT保有者が自身のベンチャー企業の基礎としてそれらの知的財産を使用し、よりユニークで社会に根ざしたプロジェクトに繋がることを望んでいるとCNNに語りました。

「クリプトパンクスにとってのユーティリティーはコミュニティです。」と付け加えた。

「これ以上新しく追加する必要はありません。なぜなら、すでにそのコミュニティのメンバーが存在しているからです。その声を増幅させ、より多くの連携の機会を提供し、クリプトパンクスの価値を維持する方法を見つけること、それが目標です。」と彼は付け加えました。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次