こんなお悩みを解決できる記事です。
Tap Systems社は、2022年10月18日に「TapXR(リストバンド型キーボード/コントローラー)」を2023年に発売すると発表しました。
TapXRは2017年に話題となった「TapStrap(タップストラップ)」の進化版で、見た目・速度・精度などが改良されました。

TapXRはこれから市場が拡大していくメタバース・VR・ARでの操作を「よりはやく正確に、ストレスを感じることなく操作ができる」ことを可能としました。
この記事を読むことで、TapXRの概要から操作方法まで理解することができるかと。
記事の前半で「TapXRとは、何ができるか」後半では「TapXRの操作方法、よくある質問」について書いているので、ぜひ参考にしてくださいね。
※「はやくTapXRで何ができるか知りたい!」って方は、「TapXRって何ができるの?」へどうぞ。
TapXRとは?
品名 | TapXR |
会社 | Tap Systems |
CEO | ドビッド・シック |
販売開始日 | 2023年の第一四半期(2023年1〜3月ごろ) |
対応デバイス | スマートフォン、タブレット、PC、スマートテレビ、 プロジェクター、VR、AR、プレイステーション、Xbox |
使用時間: | 10時間 |
充電時間 | 2時間 |
カラー | 6色 |
公式サイト | TapXR公式サイト |
Tap Systems社は、2022年10月18日に「TapXR(リストバンド型キーボード/コントローラー)」を2023年に発売すると発表しました。
TapXRとは、手首に100以上のコマンドを搭載したフルキーボードです。
TapXRは2017年に発売された「TapStrap」の進化版で、以下のことが改善されました。
- 見た目
- 速度
- 精度
速度と精度が上がったことにより、ストレスのないタイピングを可能としました。
また、「TapXRを使った片手タイピング速度は、両手をつかったキーボードタイピングの2倍の速度でタイピングできる」と報告されています。
これまでのVRヘッドセットなどでは、キーボードやコントローラーの操作にストレスがかかっていました。
しかし、TapXRはメタバースやVR、ARでの操作に優れており、これまでの課題であったキーボードやコントローラーの操作をカンタンにしました。
これからのメタバースやVR・AR領域において、「TapXR」が市場規模拡大のポイントとなるかもしれません。
「メタバースやVRについてよくわからない」って方は、以下の記事に詳しくまとめているのでぜひ参考にしてくださいね。

TapXRで何ができるの?
上記動画は「TapStrap」のものですが、基本的な使い方は変わっていないので、参考になるかと。
「TapXR」の基本的な役割は、キーボードとコントローラーです。
動画にもでてきますが、具体的に「TapXR」ができることは以下の13コ。
- スマホ・タブレット・PCでのテキスト入力
- VR・ARでのタイピング
- メールやWord、Googleドキュメントの入力
- スマートTV・Amazon Fireなどの操作
- 様々なデバイスで検索(Googleなど)
- エクセルやGoogleスプレッドシートの操作
- パワーポイントやGoogleスライドの操作
- ファイルやフォルダ選択などのマウス操作
- コピー&ペースト、ドラッグ&ドロップ
- エフェクト作成(音楽制作)
- マクロの操作
- ゲームの操作(プレイステーション、Xbox)
- CADモデリングソフトの操作
- などなど
イメージしにくいと思うので、以下の3つに分けて使用用途を解説していきますね。
それでは1つずつ解説していきます。
ビジネス・企業

TapXRは、様々なビジネスシーンで利用することができます。
なぜなら「タイピングを目視する必要がなく、さらにタイピングする場所にも制限がない」からです。
たとえば、以下のようなビジネス・企業に「TapXR」は適しています。
- 医療
- 研究
- エンジニア
- 会社のプレゼンテーション
- 修理や点検などのフィールドサービス
- などなど
今までは、PCの場所や作業内容によって効率的といえる業務は困難でした。
しかし「TapXR」はアイズ・ハンドフリーで作業できるため、仕事の効率を格段にあげることができます。
※「医療やビジネスとメタバースについて知りたい!」って方は、以下の記事に詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
クリエイター・アーティスト

TapXRは以下のクリエイターやアーティストの作業を支えることができます。
- デジタルアーティスト
- ミュージシャン
- 動画クリエイター(YouTuberなど)
- ゲーマー
なぜなら、「TapXRは指先のタップだけで、さまざまなコマンドを扱うことができる」からです。
たとえば、具体的に以下のような作業が可能です。
- 離れた場所からストリーミングコマンドを操作
- ブラシ、レイヤーなどのツールを起動
- ハンズフリーでMIDI操作(音楽)
- コンテンツやメディアの編集
- などなど
TapXRはさまざま機能をタッピングへ置き換えることができます。
そのため、作業の内容が複雑なクリエイターやアーティストの作業効率をあげることができます。
教育

TapXRは教育場面での活用が増えていくでしょう。
なぜなら、教育の一貫として学習効果を高めるため、VR(メタバース)やARの利用が世界的に進んでいるからです。
しかし、今まで「VR授業」などの技術は進んでいるものの、見なくても操作可能なキーボードやコントローラーがないことが課題でした。
TapXRは見なくても操作できるキーボード・コントローラーの役割を果たすことができ、以下のような操作が可能となります。
- 回答を選択する
- あらゆるツールにメモを入力する
- 再生、一時停止、巻き戻り
- 視覚的学習のコントローラー
- 教師とコミュニケーションをとる
- などなど
そのため、TapXRはVR(メタバース)やARでの教育場面で必須アイテムとなるでしょう。
「メタバースと教育について詳しく知りたい!」って方は、以下の記事に詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
TapXRの操作方法

TapXRは、上記画像のように決まった方法でタップをすることで、入力や操作が可能となります。
日本語にも対応しており、ローマ字入力が可能です。
さらに、Tap Mapperを使えば様々なタップをカスタマイズすることが可能です。
あなたのTapXR利用目的に合わせてカスタマイズすることで、作業時間を大幅に削減することができますよ。
TapXRのタップを学習する方法
しかし、「タップを覚えるのが大変ではないの?」と思う方も多いかと。
タップを覚えるためにゲーム感覚で学べるツールがあるので、楽しみながらタップを覚えることができるかと。
また、繰り返し学習もできるので、あなたのペースで学習することができます。
カスタマイズもできるので、あなたが覚えやすいようにタップ方法をカスタマイズするといいでしょう。
慣れてしまえば、両手をつかったキーボードタイピングの2倍の速度でタイピングできるようになりますよ。
TapXRについてよくある質問
TapXRについてよくある質問に回答していきます。
よくある質問とは以下の3つ。
それでは1つずつ回答していきます。
TapXRは、どのVRゴーグルとペアリングできる?

TapXRは、どのVRゴーグルとペアリングできますか?

TapXR は「Bluetooth 4.0+ 」のペアリングが可能な VR・AR・XR ヘッドセットに接続することができます。
たとえば、以下のようなデバイス。
- Meta Quest
- MS Hololens
- MS Mixed Reality
- Magic Leap
- Lenovo
- Nreal
- Pico
- HTC Vive
- Epson Moverio
- Vuzix
- Realwear
上記11のヘッドセットで接続できます。
AmazonでTapXRは注文できる?

Amazonで「TapXR」は注文できる?

まだ、公式サイトでしか予約を受け付けていません。
しかし、旧モデルである「Tap Strap 2」はAmazonで購入できるので、販売開始後はTapXRもAmazonで購入できる可能性は高いでしょう。
今「TapXR」を注文したら、いつ届く?

今「TapXR」を予約したらいつ届く?

1月〜3月には届く予定です。
Tap Systemsは「2023年の第一四半期かそれよりもはやく出荷される予定」と発表しています。
四半期とは、1年間を4分割(3ヶ月)にすることです。
アメリカはほとんどの企業が第一四半期を1〜3月、第二四半期を4〜6月としているので、TapXRが届くのは1〜3月になるかと思います。
まとめ
いかがでしたか?
TapXRはビジネスやクリエイター、アーティスト、教育などで、これまで抱えていた課題を解決できるツールとなるでしょう。
なぜなら、今までストレスだったキーボード・コントローラー操作は、アイズ・ハンズフリーで行うことができるからです。
TapXRの基本的には以下のようなことができます。
- スマホ・タブレット・PCでのテキスト入力
- VR・ARでのタイピング
- メールやWord、Googleドキュメントの入力
- スマートTV・Amazon Fireなどの操作
- 様々なデバイスで検索(Googleなど)
- エクセルやGoogleスプレッドシートの操作
- パワーポイントやGoogleスライドの操作
- ファイルやフォルダ選択などのマウス操作
- コピー&ペースト、ドラッグ&ドロップ
- エフェクト作成(音楽制作)
- マクロの操作
- ゲームの操作(プレイステーション、Xbox)
- CADモデリングソフトの操作
- などなど
TapXRを導入することで、作業・業務の効率化を図ることができるので、ぜひ試してみてくださいね。