
VRゴーグルに対応したメタバースで遊んでみたい…
でも、どんなプラットフォームがおすすめなのかな?
このように考えている方も多いのではないでしょうか。
「やっぱりメタバースはVRゴーグルで!」と考える人もいますよね。
しかし、どんなプラットフォームがVRゴーグルに対応しているのか、おすすめはどれなのか迷う人も少なくないでしょう。
結論、今からVRゴーグル対応のメタバースを始めるなら、以下の7つのプラットフォームがおすすめ!
- VRChat
- Cluster
- バーチャルキャスト
- Horizon Worlds
- Rec Room
- Neos VR
- Decentraland
この記事では上記のプラットフォームの紹介やVRゴーグル利用時の注意点について解説します。
それではスタートです!
VRゴーグル対応のメタバースプラットフォーム7選

早速、VRゴーグル対応のメタバースプラットフォームを紹介していきましょう。
具体的には以下の通り。
- VRChat
- Cluster
- バーチャルキャスト
- Horizon Worlds
- Rec Room
- Neos VR
- Decentraland
それぞれのプラットフォームに対応するVRゴーグルを紹介しているので、VRゴーグルをまだ所有していない方もぜひ参考にしてみてください。
※「もっと手軽にメタバースを楽しみたい!」という方は、以下の記事もチェックしてみましょう。

VRChat

ジャンル | ソーシャルVRプラットフォーム |
リリース | 2017年2月 |
初期費用 | 無料 |
対応OS | Windows/Mac |
対応VRゴーグル | Meta Quest2、HTC VIVE Pro、Valve Index |
公式サイト | VRChat公式サイト |
VRChatは世界規模で利用が進んでいるアメリカ発のメタバースプラットフォームです。
現在は国内ユーザーも多く、日本語のワールドも存在するため、気軽に国内ユーザーとも交流できますよ。
また、頻回にイベントが開催されており、自身の価値観と合うユーザーを見つけられるのも魅力です。
音楽イベントや有名アーティストの展示会などでは多くのユーザーが集まり、2021年12月には同時接続数が7万人を超えるほどのユーザー数を記録しています。
VRChatが単体で動作するMeta Quest2であれば、手軽に没入感の高いメタバースを体験できます。
WiFiのネット環境があれば、アプリをダウンロードするだけでVRChatをスタートできますよ。
Cluster

ジャンル | メタバースプラットフォーム |
リリース | 2017年5月 |
初期費用 | 無料 |
対応OS | iOS/Android/Windows/Mac |
対応VRゴーグル | Meta Quest2、HTC VIVE Pro |
公式サイト | Cluster公式サイト |
Clusterは国産メタバースとして大手のプラットフォームです。
まさに「バーチャルなSNS」を体現するプラットフォームともいえますね。
また、ユーザー自身がワールドを作成できる「ワールドクラフト機能」を実装。
専門知識不要で誰でもワールドが作成でき、これまでに4万を超えるワールドが実際に制作されています。
気の合うユーザーと魅力溢れるワールドを一緒に巡るといった楽しみ方もできるでしょう。
VRゴーグルに関しては2021年12月よりMetaQuest2の対応をスタートしています。
スマホと連動したり、MetaQuest2から直接アプリをダウンロードしたりといった方法からClusterを楽しめますよ。
Clusterは以下の記事も参考にしてみてください!

バーチャルキャスト

ジャンル | VRライブコミュニケーションサービス |
リリース | 2018年4月 |
初期費用 | 無料 |
対応OS | Windows/Mac |
対応VRゴーグル | Meta Quest2、HTC VIVE、Windows Mixed Reality |
公式サイト | バーチャルキャスト公式サイト |
バーチャルキャストは「ニコニコ動画」でも有名なドワンゴが手がけるメタバースプラットフォームです。
また、他のユーザーのスタジオへ遊びに行ける「凸機能」やさまざまなルームが実装しており、各ルームでは複数人とコラボによって気軽にユーザー間で交流が行えます。
他にもユニークなアイテムの制作から販売、専門知識なしでバーチャルキャスト上にアップロードできるなど、カスタム性が高い点はユーザーからも好評です。
もちろん、VRゴーグルから直接プレイでき、VIVEトラッカーを利用すれば全身の動きをトレース可能。
メタバース空間上でもリアルと遜色ない動きを正確に行え、ダンスやアクションを忠実に再現できるでしょう。
Horizon Worlds

ジャンル | ソーシャルVRサービス |
リリース | 2021年12月 |
初期費用 | 無料 |
対応OS | なし |
対応VRゴーグル | Meta Quest2 |
公式サイト | Horizon Worlds公式サイト |
Horizon WorldsはMeta(旧Facebook)が提供するメタバースプラットフォームです。
メタバース業界を牽引するMetaだけあり、プラットフォームの注目度が高いのが特徴。
2022年2月時点ではユーザー数が30万人を突破しており、累計ワールド数も10,000を超えています。
最大20名のユーザーと同時接続でき、ミニゲーム等を通じて交流を深められるのが魅力でしょう。
しかし、現在は米国やカナダなどの限られた地域でしかプレイできず、国内での配信は未定です。
現状、同社が開発・提供するMeta Quest2にてプレイできます。
以下の記事ではHorizon Worldsについて詳しく解説しています!

Rec Room

ジャンル | バーチャルSNS |
リリース | 2016年6月 |
初期費用 | 無料 |
対応OS | iOS/Windows/Mac |
対応VRゴーグル | Meta Quest2、HTC VIVE、Windows Mixed Reality |
公式サイト | Rec Room公式サイト |
Rec Roomはアメリカ発のバーチャルSNSプラットフォームです。
ドッジボールやバトルロイヤルなど、豊富なミニゲームからユーザー同士の交流が活発化しているのが特徴。
ユーザーが自由にルームを立てられないデメリットはありますが、その分ひとつのルームにユーザーが集まりやすく、大人数でゲームプレイしやすいのが魅力です。
どちらかと言えば、コミュニケーションよりもゲームに重きを置いたプラットフォームともいえますね。
複数のVRゴーグルのみならず、PlaystationVRからのプレイに対応している点もRec Roomの強みです。
NeosVR

ジャンル | ソーシャルVRプラットフォーム |
リリース | 2018年5月 |
初期費用 | 無料 |
対応OS | Windows |
対応VRゴーグル | Meta Quest2、 Pimax 、 HTC Vive 、 Valve Index 、 Windows MixedReality |
公式サイト | NeosVR公式サイト |
NeosVRはチェコ発の自由度が高いメタバースプラットフォームです。
また、アプリ内でアセット制作が完結するのもポイントですね。
従来のプラットフォームでは、外部ツールに頼りながらアセット制作を進める必要がありました。
しかし、NeosVRは直感的な操作だけでアイテムやワールドが簡単に制作できます。
さらに、制作したアイテムはインベントリという概念によって、自由に保管・取り出しが可能。
他のユーザーが作成したアイテムを共有できるので、購入やアップロードの手間がかかりません。
VRゴーグルはMetaQuest2やValve Indexなど対応の幅が広いのがポイント。
Valve Indexの専用コントローラーを利用すれば、指先のサポートでより正確なジェスチャーが可能です。
Decentraland

ジャンル | VRプラットフォーム |
リリース | 2017年8月 |
初期費用 | 無料 |
対応OS | Windows/Mac |
対応VRゴーグル | 今後実装予定 |
公式サイト | Decentraland公式サイト |
Decentralandはメタバースの代名詞とも言えるプラットフォームです。
また、Decentraland上の土地は全てNFTとして区画されており、ユーザー間で売買できます。
土地上に自身のコンテンツやゲームなどの構築も可能となっており、参加料などを徴収することでマネタイズできる点も魅力のひとつです。
現在はVRゴーグルに未対応であるものの、公式は今後の対応を進めていくとの発表を行っています。
※Decentralandの始め方は以下の記事で詳しく解説しています。

VRゴーグルでメタバースを体感するメリット・デメリット

ここではVRゴーグルを活用してメタバースを体感するメリット・デメリットについて解説します。
以下の内容をしっかり理解した上で、VRゴーグルを使用したメタバースに参入してみてください!
VRゴーグルでメタバースを体感するメリット
VRゴーグルでメタバースを体感するメリットとしては以下の通り。
- あたかもメタバース上にいるような没入感を得られる
- より近くにユーザーとの距離感を感じられる
- リアルと相違ないコミュニケーションを楽しめる
やはり、没入感の高い世界観を体験できるのはVRゴーグルの大きなメリット。
あたかも自身がメタバース上の登場人物のひとりとして感じられ、非日常を存分に味わえるでしょう。
私事ですが、VRゴーグルを買いました。(VIVE製中古3万弱)
— サブロウ(仮)@🤗<進捗ダメです。 (@Saburo_tbs_) August 20, 2022
10時間かけセッティングし、いざ起動。
なんとなく話題の、Vケットに向かう。
そこには、憧れ続けた世界があった。
あまりに感動して号泣した。
VRの世界、これはすごいぞ。
また、没入感の高さからリアルと同等にユーザーと交流できるのも魅力的ですね。
VRゴーグルでメタバースを体感するデメリット
VRゴーグルでメタバースを体感するデメリットとしては以下の通り。
- VR酔いして満足にプレイできない
- そもそもVRゴーグルが高い
- VRゴーグルが重くて疲れる
VRに慣れないユーザーはVR酔いを起こし、まともにプレイできない点が大きなデメリットでしょう。
実際にVR酔いから、メタバースの利用を断念するユーザーも少なくありません。
前にVR買ったって言ってた割には
— エリカシャノワール☕️🐈⬛ (@erika_chatnoirA) April 4, 2020
何も呟いてないでしょう?
実は、VRゴーグル装着しただけで酔うほどVR酔いしやすかったから全然使えてない…
また、VRゴーグル自体の価格が高価であることも、VRゴーグル普及を妨げる要因となっています。
例えば、Metaが提供する「MetaQuest2」は容量が少ないものでも59,400円(税込)と高価です。
※以下の記事ではおすすめのVRゴーグルについて解説しているので、あわせてチェックしてみてください!

VRゴーグル対応のメタバースプラットフォーム利用時の注意点

仮にVRゴーグルを装着する際、以下の点に注意してメタバースを利用しましょう。
- 周囲に物がない状態でプレイ
- 適度に休憩を挟む
周囲に物がない状態でプレイ
ケガをする危険性があるため、メタバースは周囲に物がない状態でプレイしてください。
物にぶつかる・つまずいて転倒するといったリスクも考えられます。
VRゴーグル慣れてないからリアルデスクにぶつかったり突き指したりで怪我が絶えない
— 愛染弥勒/ILL (@aizen3695) July 16, 2022
メタバース利用時には周囲の物を移動し、十分なスペースを確保してください。
適度に休憩を挟む
VRゴーグルによるメタバースの利用は、適度に休憩を挟みましょう。
上記でもお伝えしたように、VR酔いの症状が出る可能性があるためです。
長時間プレイしてしまう気持ちもわかりますが、体調を悪くしてはメタバースを存分に楽しめません。
体調面に配慮して、30分〜1時間を目処に休憩するようにしてください。
まとめ
ここまでVRゴーグル対応のメタバースプラットフォームを紹介してきました。
上記で紹介したプラットフォームの中には、まだVRゴーグルに対応していなかったり、国内配信がされていなかったりとプレイできないものもあります。
その点も踏まえて、以下のプラットフォームから優先してプレイしましょう。
- VRChat
- Cluster
- バーチャルキャスト
- Rec Room
- Neos VR
VRゴーグルはまだ比較的高価ですが、その値段に見合った世界観を体験させてくれるのがメリットですね。
ぜひこの記事を参考に、VRゴーグル対応のプラットフォームからメタバースを始めてみてください!