株式会社Candeeは「動画マーケティング業界に関する2022年上半期総括レポート」を発表しました。
動画マーケティング市場の需要増加
昨今、動画マーケティングの需要が高まってきています。
動画が今までよりも注目が強まった理由として、
- 動画はテキストよりも多くの情報を提供できる。
- 動画を投稿するハードルが下がった。
- 動画を視聴するユーザーが増加した。
が挙げられています。
Candeeは、動画の需要が高まることを予想し、早い段階からスマートフォンに対応した縦型の動画マーケティングに力を入れました。
これからは、Z世代(1980〜1995年生まれ)をベースに考える必要があり、Z世代をニーズにあった戦略が必須となるでしょう。
しかし、テレビや新聞などのマスメディアの視聴時間が減っているZ世代には今までのマーケティング戦略は通用しません。
趣味嗜好もバラバラなZ世代には、それぞれの特性にあったアプローチが必要になります。
Candeeが実施した「Twitter動画広告」についてのアンケートでは、61.5%のユーザーが動画広告に対してマイナスな印象は抱いていないという結果が出ました。
この調査結果から、Z世代は動画広告が有効な手段であることが判明しました。
Z世代に動画を届けるには
動画の需要は年々増加しています。
今後は動画を活用したマーケティングは無視できません。
また、Z世代にはファンコミュニティの形成を狙った「トライブマーケティング」が重要だと言われています。
インフルエンサーとそのファンから形成されるコミュニティを巻き込んだ動画コンテンツが成功の秘訣となってくるでしょう。
Candeeは先を見越して、インフルエンサーを起用した「Live Shop!」というサービスをリリースしました。
現在はサービス終了となっていますが、そこではどのようなコンテンツがZ世代に刺さるかなど今後の動画マーケティングに活用できるノウハウの蓄積に成功しています。
さらに、Candeeは広告としてタブーとされていた長尺のCMの運用も実現可能にしました。
通常SNSで使用する動画は30秒が適切だと言われてきましたが、Candeeはターゲットに合わせたコマーシャルを提供することで、2分から10分といった長尺のCM放送にもかかわらず、成功をおさめました。
これらの実績が評価され、Twitter社から最初のアライアンスパートナーとして認定されています。
今後はVR、メタバースが中心になる?
動画広告の需要が高まるなか、ファンコミュニティの形成に欠かせないLIVEコンテンツの需要も高まり始めています。
さらに、デバイスや通信環境の発展によって、「VR」や「メタバース」でのLIVEコンテンツの需要が高まると考えられています。
Z世代は下記のアンケートから分かるように約8割がVRでの生配信を経験しており、今後はVRでの動画コンテンツが活発になることは間違いないでしょう。
また、VRだけでなくメタバース上でのLIVE配信も9割弱が興味をもっており、動画マーケティングはスマホだけでなく空間を利用した戦略が必要になることが考えられます。
Candeeは、このようなテクノロジーの進化に伴いながら、1番最初に仕掛けていくフロントランナーとして活躍を目指している会社です。